指2本骨折&20針縫う大怪我で3位→1年後に独走V 「4年目だぞ」3冠女王が1年生2人に見せた背中――筑波大・勝くるみ
女王が強さを見せつけた。大会最終日の女子800メートルは勝くるみ(筑波大4年)が2分5秒99で優勝。学生個人選手権、関東インカレに続く、3冠を達成した。後続を大きく引き離す圧巻の走りで、大学最高峰の舞台で頂点に立った。

「THE ANSWER 陸上PLUS|STORY」 日本インカレ・日産スタジアム(9/5-7)
女王が強さを見せつけた。大会最終日の女子800メートルは勝くるみ(筑波大4年)が2分5秒99で優勝。学生個人選手権、関東インカレに続く、3冠を達成した。後続を大きく引き離す圧巻の走りで、大学最高峰の舞台で頂点に立った。
強さに揺るぎはなかった。
6レーンの勝は、オープンレーンになると2番手につけ、前半から攻めた。300メートル付近で早くも先頭に立ち、後続をぐんぐんと突き放す。力強い走りでラスト100メートルに入ると、最後は右手で「1」を掲げてゴールした。
「念願にしていた日本一、日本インカレでの優勝を勝ち取れて嬉しい。これが学生最後の800メートルになるので、悔いがないようにはじめから出し切ろうと思った。2周目はちょっと落ちてしまったけど、今の自分の力は出し切れた」と充実の表情を浮かべた。
白梅学園高(東京)出身の中距離ランナー。中学1年で陸上競技を始め、高2のU20日本選手権で3位、高3の国体で5位に入るなど、高校時代から全国で活躍してきた。
昨季は、4月の学生個人選手権でレース中の接触により転倒。縁石に左手をつき、親指と小指は骨折、手のひらの外側を20針縫う大怪我を負った。それでも15日後の関東インカレに出場して優勝。痛々しさの残る中、6月の日本インカレでも3位に入り、負けん気の強さを見せつけた。
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