今さら聞けない「サッカーの選手交代は何人可能?」 0→2→3から更に変化、高まる采配の重要度
地球規模のスポーツの祭典、サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会はグループリーグが行われている。「THE ANSWER」は期間中、今さら人に聞けない素朴なギモンに回答する連載「ワールドカップ・トリビア」を展開。スポーツ新聞社の記者としてJリーグ開幕前からサッカー取材を続けてきたスペシャリスト・荻島弘一氏が、ズバリ答える。第5回は「選手交代は何人できる?」。

連載「ワールドカップ・トリビア」第5回
地球規模のスポーツの祭典、サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会はグループリーグが行われている。「THE ANSWER」は期間中、今さら人に聞けない素朴なギモンに回答する連載「ワールドカップ・トリビア」を展開。スポーツ新聞社の記者としてJリーグ開幕前からサッカー取材を続けてきたスペシャリスト・荻島弘一氏が、ズバリ答える。第5回は「選手交代は何人できる?」。
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Q.選手は何人まで交代できるの?
A.今大会は5人+1人の交代が可能
【解説】
試合を見ていると後半の途中あたりから何人もの選手が交代するのが分かります。現在のルールでは最大で5人。今大会では、決勝トーナメントで延長になった時に限り6人目まで認められています。11人のスタメンのうち半分が交代可能というわけです。
かつては、選手の交代は認められていませんでした。W杯で交代ができるようになったのは1970年メキシコ大会から。交代枠は2で、負傷者のためなどに使われたため、基本的にはスタートの選手が90分間プレーしていました。
ルールが変わったのは、前回アメリカで開催された94年大会。2人の交代選手に加え、GKが負傷または退場した場合に限り追加で1人交代できるようになりました。さらに、98年フランス大会からはポジションに関係なく3人交代できるようになりました。
新型コロナの影響で2020年に交代可能人数が5人になりました。体力的な負担を軽減するのが目的で、当初は時限的な特別ルールとして定められたものでしたが、22年のW杯カタール大会前に競技規則を変更。5人交代が恒久的なルールになったのです。
交代の枠が増えたことで、戦術の幅も広がりました。ベンチにいる選手たちの重要性も増しました。複数の選手を変えながら、チームの戦い方も変えていく監督の手腕も大事になります。選手交代に注目しながら試合を見ると、サッカーの奥深さが分かるかもしれません。
(荻島 弘一 / Hirokazu Ogishima)
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