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W杯で躍動したGKの個人賞とは? PK戦も選考に大きく影響、ベスト16敗退国から選出された例も【W杯トリビア】

地球規模のスポーツの祭典、サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会は、ベスト8の戦いに突入。「THE ANSWER」は期間中、今さら人に聞けない素朴なギモンに回答する連載「ワールドカップ・トリビア」を展開。スポーツ新聞社の記者としてJリーグ開幕前からサッカー取材を続けてきたスペシャリスト・荻島弘一氏が、ズバリ答える。第30回は「GKにも賞はあるの?」。

日本代表GKの鈴木彩艶【写真:ロイター】
日本代表GKの鈴木彩艶【写真:ロイター】

連載「ワールドカップ・トリビア」第30回

 地球規模のスポーツの祭典、サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会は、ベスト8の戦いに突入。「THE ANSWER」は期間中、今さら人に聞けない素朴なギモンに回答する連載「ワールドカップ・トリビア」を展開。スポーツ新聞社の記者としてJリーグ開幕前からサッカー取材を続けてきたスペシャリスト・荻島弘一氏が、ズバリ答える。第30回は「GKにも賞はあるの?」。

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Q.GKにも賞はあるの?

A.ゴールデングローブが贈られます

【解説】

 日本代表の鈴木彩艶、カーボベルデの40歳GKヴォジーニャら今大会でもGKが注目されました。評価されるのはゴールした攻撃選手になりがちですが、GKも勝つために欠かせぬ存在です。W杯では1994年アメリカ大会から公式に最優秀GKが表彰されています。

 2006年ドイツ大会までは「レフ・ヤシン賞」の名称で贈られていました。1960年代にディナモ・モスクワとソ連(ロシア)代表で活躍した名GK。全身黒のユニホームで「黒くも」と呼ばれた史上最高の名手を称え、名づけられたものです。

 受賞者はFIFAのテクニカルスタディグループが選考します。94年第1回はベルギーのミシェル・プロドームが受賞。チームはベスト16で敗退しましたが、好セーブを連発して決勝トーナメント進出に貢献したことが評価されました。

「ゴールデングローブ」と名称が変更された2010年南アフリカ大会ではスペインのイケル・カシージャス、14年ブラジル大会ではドイツのマヌエル・ノイアーと優勝に大きく貢献したGKが受賞。18年ロシア大会は3位になったベルギーのティボー・クルトワでした。

 前回の22年カタール大会ではアルゼンチンのエミリアーノ・マルティネスが受賞。PKストップの名手で決勝のフランス戦を含む2試合のPK戦で活躍し、優勝に貢献しました。試合中のプレーはもちろん、PK戦も選考に大きく影響します。

(荻島 弘一 / Hirokazu Ogishima)

荻島 弘一

1960年生まれ。大学卒業後、日刊スポーツ新聞社に入社。スポーツ部記者としてサッカーや水泳、柔道など五輪競技を担当。同部デスク、出版社編集長を経て、06年から編集委員として現場に復帰する。山下・斉藤時代の柔道から五輪新競技のブレイキンまで、昭和、平成、令和と長年に渡って幅広くスポーツの現場を取材した。

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