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「年を取ると筋肉痛が遅くなる説」は本当か 加齢を悲しむより先に理解すべきこと

「THE ANSWER」の連載「骨格筋評論家・バズーカ岡田の『最強の筋肉ゼミ』」。現役ボディビルダーであり、「バズーカ岡田」の異名でメディアでも活躍する岡田隆氏(日体大准教授)が日本の男女の“ボディメイクの悩み”に熱くお答えする。37限目のお題は「年を取ると筋肉痛が遅れる説」について。

30代で筋肉痛が遅れるのはやっぱりヤバい?
30代で筋肉痛が遅れるのはやっぱりヤバい?

連載「骨格筋評論家・バズーカ岡田の『最強の筋肉ゼミ』37限目」

「THE ANSWER」の連載「骨格筋評論家・バズーカ岡田の『最強の筋肉ゼミ』」。現役ボディビルダーであり、「バズーカ岡田」の異名でメディアでも活躍する岡田隆氏(日体大准教授)が日本の男女の“ボディメイクの悩み”に熱くお答えする。37限目のお題は「年を取ると筋肉痛が遅れる説」について。

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 Q.筋肉痛が出るのが遅くなったな~と言うと「年だから仕方ないよ」と友人に言われ、悲しい気持ちになります。30代でこれって、やっぱりヤバいですかね……? 

 筋肉痛の仕組みを超簡単に説明すると、“筋肉がダメージを受けて、それが痛みとなって現れた状態”です。しかし、筋肉痛のメカニズムには、まだはっきりしていない部分があります。

 例えば、トレーニングによって筋肉がダメージを受けた状態(電子顕微鏡で見ると筋肉の内部構造が乱れた状態)であっても、実際に傷んだ部分が痛みを感じているのかどうかははっきりとわかっていません。一方で筋肉そのものが傷んでいなくても、神経が過敏になっていて痛みを感じているという研究結果もあります。ですがこの説も、実は筋肉の微小な損傷を特定できていないだけかもしれません。

 人体にはまだまだ解明されていないことが多く、筋生理学は今もって日進月歩です。

 基本的には筋肉を伸ばす動きをすると、筋肉痛が出やすいと言われています。ダンベルカールを行う際の上腕二頭筋で説明すると、ダンベルを下げていく動作がこれにあたります。しかし、全身に等しく“筋肉を伸ばす”刺激を与えても、筋肉痛が起こりにくいパーツは出てきます。その差は一体何か? 筋肉に対しての意識が散漫なのかもしれないし、体に対する認知が敏感ではなくなっている可能性もあります。その人の筋肉の質や耐性によっても変わるでしょうし、様々な可能性が考えられます。

 今わかっていることは、筋肉痛が起こるメカニズムは、冒頭の説明のように単純な話だけではないのでは? ということです。

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岡田 隆

1980年、愛知県生まれ。日体大准教授、柔道全日本男子チーム体力強化部門長、理学療法士。16年リオデジャネイロ五輪では、柔道7階級のメダル制覇に貢献。大学で教鞭を執りつつ、骨格筋評論家として「バズーカ岡田」の異名でテレビ、雑誌などメディアでも活躍。トレーニング科学からボディメーク、健康、ダイエットなど幅広いテーマで情報を発信する。また、現役ボディビルダーでもあり、2016年に日本社会人ボディビル選手権大会で優勝。「つけたいところに最速で筋肉をつける技術」「HIIT 体脂肪が落ちる最強トレーニング」(ともにサンマーク出版)他、著書多数。バズーカ岡田公式サイトhttps://bazooka-okada.jp/

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビューや健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌などで編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(共に中野ジェームズ修一著、サンマーク出版)、『つけたいところに最速で筋肉をつける技術』(岡田隆著、サンマーク出版)、『カチコチ体が10秒でみるみるやわらかくなるストレッチ』(永井峻著、高橋書店)など。

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