日本に欠けている「国民性だ」 W杯優勝に不可欠…J知る名将「君らはもう60年目のレベルにいる」
サッカー日本代表は14日(日本時間15日)、米ダラス・スタジアムで行われた北中米ワールドカップ(W杯)のグループリーグ初戦でオランダと2-2で引き分けた。優勝という高い目標を掲げるサムライブルーに、期待をかける男がいる。この一戦前、英放送局の番組に出演した元横浜F・マリノス指揮官のアンジェ・ポステコグルー氏は、日本が持つポテンシャルを高く評価。「いつかW杯で優勝できる」と評している。

元横浜F・マリノス指揮官のポステコグルー氏が熱弁
サッカー日本代表は14日(日本時間15日)、米ダラス・スタジアムで行われた北中米ワールドカップ(W杯)のグループリーグ初戦でオランダと2-2で引き分けた。優勝という高い目標を掲げるサムライブルーに、期待をかける男がいる。この一戦前、英放送局の番組に出演した元横浜F・マリノス指揮官のアンジェ・ポステコグルー氏は、日本が持つポテンシャルを高く評価。「いつかW杯で優勝できる」と評している。
オーストラリア出身のポステコグルー氏は、2013~2017年まで母国の代表チームを率いた後、2018~2021年まで横浜F・マリノスの監督を務めた。2019年には15年ぶりのJ1制覇に導いた名将だ。オランダ戦に合わせ、英放送局「ITV」の番組に登場。司会者から日本の印象を聞かれると、「日本のサッカーは本当に素晴らしいです」と切り出し、こう続けた。
「今夜プレーする選手の多くは、Jリーグでキャリアをスタートさせています。私は常に日本のサッカーを高く評価してきました。以前、もし欧州と南米以外でW杯を制する国があるとしたら、これまでの進歩を考えると日本をその一つに選ぶだろうと発言したことがあります。現在、彼らの選手は全員が欧州でプレーしています。強豪相手に結果を出すだけでなく、質の高いプレーをする能力を示しています」
一方で、「私が常に感じてきたのは、昨晩のオーストラリア代表が見せたような『自分たちが試合を支配できるんだ』という確固たる自信が、彼らには少しだけ欠けているということです」と課題を指摘。日本での自身の経験については「異文化を経験できたことは大きかったです。日本での時間は最高でした」と振り返った。
日本に欠けている点についてはさらに「国民性だと思います」と補足。「彼らは自らを(サッカーの)発展途上国だと捉えています。有名な『100年構想』というのがあって、それに綿密に従っています。私は『いいかい、君たちはまだ20年目じゃなくて、もう60年目のレベルにいるんだよ』とよく言ったものです」と日本にいた当時を振り返った。
その上で「その殻を破り、強豪国を打ち負かせるという本当の自信を持てた時には……すでにその片鱗を見せていますが、今大会でも上位に進出する可能性は間違いなくありますし、いつかW杯で優勝する日も来ると思います」と予言した。
オランダ戦後には、同局の番組で「私にとってのもどかしさは、彼らには今日見せた以上の実力があるということです」「彼らは、今日見せた姿よりもずっと勇敢になれるはずです」と辛口評価を下していたポステコグルー氏。その背景には、日本サッカーへの熱い思いがあった。
(THE ANSWER編集部)
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