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豪州が“最後のお辞儀”で別れ 日本に厚く感謝「美しいおもてなしに礼を言わせて」

ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は、19日の準々決勝でイングランドがオーストラリアを40-16で下し、4強入りを決めた。準々決勝唯一の優勝国対決に敗れた前回大会準優勝のオーストラリアは、3大会連続4強入りとはならず。20年ぶり3度目の世界一の夢は破れたが、同国公式ツイッターは試合後の“最後のお辞儀”の写真を公開し、「お礼を言わせてください」と開催国の日本に感謝を示している。

オーストラリアは準々決勝で敗退【写真:Getty Images】
オーストラリアは準々決勝で敗退【写真:Getty Images】

元神戸製鋼選手ら“日本経験組”が文化継承、準々決勝敗退後にお辞儀

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は、19日の準々決勝でイングランドがオーストラリアを40-16で下し、4強入りを決めた。準々決勝唯一の優勝国対決に敗れた前回大会準優勝のオーストラリアは、3大会連続4強入りとはならず。20年ぶり3度目の世界一の夢は破れたが、同国公式ツイッターは試合後の“最後のお辞儀”の写真を公開し、「お礼を言わせてください」と開催国の日本に感謝を示している。


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 ワラビーズが最後に日本文化で別れを告げた。準々決勝で名将エディー・ジョーンズHC率いるイングランドに敗北。序盤は敵陣で攻撃を展開するなど主導権を握ったかに見えたが、相手の着実な試合運びに逆転負けを喫した。試合後はスタンドに向かってお辞儀を披露。同国公式ツイッターは1枚の写真を公開している。

 力を出し尽くし、綺麗に整列したワラビーズ。1列に並び、観衆に向かって深々と頭を下げている。敗退には浮かない表情だが、思いを伝えるために最後まで誠意を尽くした。文面には「ホスト国日本のみなさん、大会期間中の美しいおもてなしにお礼を言わせてください」と感謝の気持ちを伝えている。

 1次リーグでも試合後には、スタンドに向かってお辞儀で感謝を示していた。代表には日本でプレーした選手が複数おり、神戸製鋼でプレーしたWTBアダム・アシュリークーパーは「応援に来ていただいた日本の方々にお礼の気持ちを込めて始めた。日本の試合の後では観客にお辞儀をしてお礼の感謝の気持ちを示すことがあった。なので、日本、ラグビーの文化、伝統を尊重するそういう気持ちから始めた」と経緯を明かしていた。

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