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まさか関東勢最下位11位、青学大の箱根4連覇どうなる 大砲不在で厳しい道のり、昨季は出雲7位から巻き返し

大学三大駅伝の初戦となる出雲駅伝が12日、島根・出雲大社~出雲ドームの6区間45.1キロで行われ、青学大は2時間9分53秒で11位に終わった。まさかの関東勢最下位で、2時間5分56秒の大会新記録で優勝した早大とは3分57秒の大差。箱根駅伝4連覇への道のりが、険しさを増してきた。

完敗し引き揚げる青学大の原晋監督(左)【写真:栗木一考】
完敗し引き揚げる青学大の原晋監督(左)【写真:栗木一考】

「THE ANSWER 陸上PLUS|NEWS」 出雲駅伝

 大学三大駅伝の初戦となる出雲駅伝が12日、島根・出雲大社~出雲ドームの6区間45.1キロで行われ、青学大は2時間9分53秒で11位に終わった。まさかの関東勢最下位で、2時間5分56秒の大会新記録で優勝した早大とは3分57秒の大差。箱根駅伝4連覇への道のりが、険しさを増してきた。

 青学大は1区の石川浩輝(2年)が区間2位と好走。だが、ここから苦しい出雲路となった。3区の飯田翔大(3年)、4区の小河原陽琉(3年)がともに区間11位に終わった。前回の箱根駅伝5区で区間新をマークした黒田朝日(現GMOインターネットグループ)の弟・然(3年)は、5区で大学三大駅伝デビュー。区間7位とまとめたものの、反撃はならなかった。

 7位までが従来の大会記録を上回る高速レース。青学大は優勝争いに加わるどころか、10チーム出場した関東勢で最下位に沈んだ。11位は初出場だった2010年に並ぶワーストタイ。優勝した早大とは3分57秒もの大差がついた。

 6区間45.1キロの出雲と10区間217.1キロの箱根では全くレースの性質が違う。青学大は圧倒的な選手層とピーキングのうまさで、箱根を制してきた。昨季も出雲では1分40秒差の7位だったが、箱根ではきっちり3連覇を飾っている。

 ただ、今季とは状況が違う。箱根駅伝5区で驚異の区間新記録をマークした大エース、黒田朝日が卒業。原晋監督によると、現チームは5000メートルで13分台の記録を持つ選手が30人以上いるという。選手層は厚い一方で、大エースと呼ばれるランナーはいない。

 強力1年生も好走して出雲を制した早大、区間賞はなくても抜群の安定感で2位に入った国学院大が11月1日の全日本、来年1月2、3日の箱根で青学大のライバルになるのは間違いない。

 青学大の圧勝に映った前回の箱根だが、実は2位の国学院大との差は2分33秒だった。これは5区で黒田が国学院大・高石樹につけた2分49秒差とほぼ同じ。黒田が抜けた今季は山上りでのアドバンテージが消えるため、険しい道のりになる。

「ここ最近の本学のトレーニングの流れが出雲では合っていないというか、流れがその先の全日本、箱根になっているので。まったくポテンシャルが低いチーム、力がないチームではないのでステップアップしていきたい」と原監督。全日本で立て直し、箱根への手応えを掴めるか。

(THE ANSWER編集部)



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