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「あれが一番大きかった」勝みなみ首位奪取の要因 光った米ツアー2位のパット力…Vなら黄金世代60勝

米ツアー主戦場の選手たちがスコアを上げた理由

 その状況下、この日は竹田麗央が7連続バーディーを含む10バーディー、1ボギーの63をマークし、4位に急浮上。山下美夢有も4位、岩井明愛も6位につけるなど、米ツアーを主戦場にする選手たちが存在感を示してきた。その感想を問われると、勝は説得力のある解説をしてみせた。

「向こう(米国)はこのコースのように深くて絡むようなラフが多いので、その経験値は多くあるのかなと。アプローチのバリエーションも多く持っていると思うので、そこでパーで耐えながらバーディーを拾っていくゴルフは、アメリカの選手たちはできている。そこは(自分も)意識してやっています」

 今季の国内ツアー出場は2試合目。23年から米ツアーを主戦場にしており、帰国して面識のない選手と同組になった際は、ネットでプロフィールを調べて「話題」にしている。

「もう、あいさつをされる立場にはなっているんですけど、ずっと日本で出ていないのでまだ新人みたいな気持ちなんです。自分の年齢を忘れちゃいますね」

 そして、今大会は勝自身にも期するものがあっての参戦だった。理由は「アジア枠」での出場。日本女子プロゴルフ協会が、世界ランキングの上位者からキム・アリム(韓国)と勝を招いた形だ。

「すごくチャレンジしている気持ちです。あとは久しぶりにトップで最終日を迎えられるので、楽しみっていう気持ちが一番です。このコースは攻略しがいのある素晴らしいコース。最終日も攻略して帰れたらいいなと思っています」

 勝てば、1998年度生まれ「黄金世代60勝」のプレミアがつく。1勝目は勝自身がアマチュアの高校1年、15歳で飾った2014年のKKT杯バンテリンレディス。今も世代のけん引者である28歳が、心技体を尽くして頂点をつかみ取る。

(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)



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