[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

100m10秒00高校生・清水空跳、復帰戦でアクシデント 顔歪め失速も…感じた走れる喜び「走りきれた」

陸上男子100メートルで10秒00の高校記録保持者・清水空跳(石川・星稜高3年)が復帰戦でアクシデントに見舞われた。5日、布勢スプリント(鳥取・ヤマタスポーツパーク)に出場。予選を10秒28の6組3着で突破したが、決勝はレース中に左太もも裏の違和感を覚え、途中で力を緩めて11秒52の8位だった。

布勢スプリント男子100m決勝で力を緩めながらフィニッシュする清水空跳【写真:編集部】
布勢スプリント男子100m決勝で力を緩めながらフィニッシュする清水空跳【写真:編集部】

布勢スプリント男子100メートル

 陸上男子100メートルで10秒00の高校記録保持者・清水空跳(石川・星稜高3年)が復帰戦でアクシデントに見舞われた。5日、布勢スプリント(鳥取・ヤマタスポーツパーク)に出場。予選を10秒28の6組3着で突破したが、決勝はレース中に左太もも裏の違和感を覚え、途中で力を緩めて11秒52の8位だった。

 決勝のレース直前。雨脚が急に強くなった。30分の中断となった。仕切り直しとなったレース。勢いよくスタートを切ったが、直後に左太もも裏に違和感が出て、全力で走るのをやめた。フィニッシュテープを切った後も、顔をゆがめ、患部を押さえた。清水は「肉離れしてた場所に、ちょっと入り込んだと言いますか、収縮した感じがあった」と説明した。左太もも裏は今季に肉離れをしていた場所でもあった。予選後も違和感はあったという。

 ただ重傷に至らなかったのは不幸中の幸いだった。17歳は「肉離れの可能性は低いのかなっていう風には思います。軽症で済んで、とりあえず復帰はすぐできるんじゃないかなと思ってます」と強調した。

 今季は故障が続き、100メートルを走るのは今季初。昨年10月以来、約9か月ぶりだった。「やっぱり10秒2台は出したいと思っていた。本当に、そこをクリアできてうれしかった。何よりも試合に出れて、走りきれたっていうのは本当にうれしかった」と10秒28だった予選の結果を振り返った。まず実戦を走れたことが何よりの喜びであり、収穫だった。同時に「予選から修正して決勝に臨みたかったですがこういう結果になっちゃったのが現実です」と受け止めた。

 清水は昨年7月の全国高校総体で10秒00(追い風1.7メートル)をマークし、桐生祥秀が持っていた従来の高校記録を0秒01更新した。身長164センチの体格で上半身と下半身を理想的に連動させるフォームで記録を伸ばしてきた。今季は故障が続き、4月の織田記念国際は右膝裏の違和感、6月中旬の日本選手権は左太もも裏肉離れの影響で出場を回避していた。6月19日の北信越高校体育大会の400メートルリレーに出場し、今大会に向けて復帰のステップを踏んできた。

(THE ANSWER編集部・上田 悠太 / Yuta Ueda)



W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
ABEMA
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集