河本結が会見で明かした「ゴルフが彼氏」の意味「欲も全然…」 ストイックに定めた年間女王の道
国内女子ゴルフのメジャー初戦・ワールドレディスサロンパス杯最終日が10日、茨城GC西C(6718ヤード、パー72)で行われた。2位から出た河本結(RICOH)が1イーグル、4バーディー、4ボギーの70で回り、通算1オーバーで逆転優勝。ツアー通算5勝目、メジャー初制覇を飾った。スピーチでは「疲れたので、今夜はサロンパスを全身に貼って寝ます」とリップサービス。会見では年間女王への思いと、そのためのストイックな生活ぶりを明かした。

ワールドレディスサロンパス杯最終日
国内女子ゴルフのメジャー初戦・ワールドレディスサロンパス杯最終日が10日、茨城GC西C(6718ヤード、パー72)で行われた。2位から出た河本結(RICOH)が1イーグル、4バーディー、4ボギーの70で回り、通算1オーバーで逆転優勝。ツアー通算5勝目、メジャー初制覇を飾った。スピーチでは「疲れたので、今夜はサロンパスを全身に貼って寝ます」とリップサービス。会見では年間女王への思いと、そのためのストイックな生活ぶりを明かした。
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2位の鈴木愛に1打差リードで迎えた最終18番パー4。河本は残り180ヤードから、6番アイアンを振り抜いた。フォローと硬いグリーンから出るランを計算し、エッジに着弾。ボールを19ヤード奥のピン横1メートルにつけた。ギャラリーはどよめき、コースセッティングを担当した茂木宏美も「すごい」とつぶやき、拍手を送った。
鈴木と並んでいた17番パー5でも、残り80ヤードから58度のウェッジで30センチにつけた。土壇場で見せた続けざまのスーパーショット。まさに「気持ちの強さ」を証明した勝ち方だった。だが、本人は会見で落ち着いた口調でこう言った。
「あまりメジャーで勝ったという実感はなくて、とにかく目の前の1打に集中してプレーしました。『やっと4日間が終わった』という感じです。『勝ちたい』っていうのはなかったですね。とにかくこの球をどこに打つか、どう歩くかっていう感じだったので、気づいたら終わってたような感覚ではありました」
同じ1998年度生まれの黄金世代では、畑岡奈紗、渋野日向子、原英莉花、勝みなみに続いて5人目のメジャー覇者。記者に「そのあたり思うところはありますか」と聞かれても、「いや、『勝ててうれしいな』とは思います」と言うにとどめた。
鈴木が15番パー3でホールインワン、17番でイーグルを奪って急激に追い上げても、河本は自分の世界に入りこんでいた。優勝を意識して、しびれることも一切なかったという。
「全然なくて…。ただ、17番は大人のマネジメントでした。ラフから残り230ヤードくらいだったんですけど、ユーティリティーで打てばグリーン近くのラフまで行ける感じだったんです。でも、サードショットがフォローで難しくなるから、『フェアウェーに7番アイアンで刻もう』ってなったんです。若い頃だったらガンガンに行っていたので、そこで成長を感じられました。いいメンタル状態だったなと思います」
一方で、「やるべきことしたら勝つ」との思いはあったという。前夜、ウェアを3種類の中で悩んだ時に「これを着て、トロフィーを取っている自分がイメージできた」という。選んだのは、大会イメージカラーのピンクと緑の入ったウェアだった。
勝利を焦らず、コースと向き合う心技体。それは一朝一夕に身についたものではない。黄金世代では畑岡に続いて2020年に米女子ツアーの出場権を獲得するも、環境に馴染めず、21年5月末には国内ツアーに復帰。そこから約3年間にわたって低迷が続いた。
「正直、今の姿は想像できないほどでした。(出場資格が)ステップ・アップ・ツアーに格下げにもなりましたし」
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