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悩める渋野日向子の本音「アメリカよりはまだ前向き」 首位発進→40位も…国内で立て直し誓う

今後も2週連続で国内参戦

 初日は、福岡のスタジオで教えられた「大きな筋肉を意識して打つストローク」はハマり、好パットを多発。66をマークし、国内ツアーで初めて首位発進した。だが、第2日はその感覚が出せずに76を打って、21位に後退。そして、この日は好調を維持していたドライバーショットまで「散って」しまった。

 今季は主戦場とする米ツアーでも試行錯誤し、前週までは日米で自己ワーストの5戦連続予選落ち。悩ましい時は続くが、渋野は「アメリカでやっていた時よりは、まだ前向きに捉えられるのかな~って思いたい」と表現した。

 今後もマスターズGCレディース、樋口久子 三菱電機レディスと2週連続で国内ツアー大会に出場予定で、渋野は感謝も込めて言った。

「今週は3日間できて良かったと思いますし、あと2試合出られるというのはありがたいことです。なので、やるべきことはしっかりやって、砕けるなら砕けるで。でも、結果を出したいし、頑張りたいです」

 上位にいなくても、渋野には多くのギャラリーがつくのは常。その温かい声援も力に、「本来の自分」を取り戻す挑戦は続く。

(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)


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