出場停止になったMLB監督が「閉じ込められてたの知ってる?」 明かされた“軟禁”事件「クレイジーだよ」
米大リーグの監督が出場停止処分を下されたら、その日はどうしているのか。素朴な疑問に答えているのが、米野球専門ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」だ。19日(日本時間20日)のドジャースとパドレスの試合では死球の応酬があり、両軍の監督が退場に。番組の公式Xは、パドレスのマイク・シルト監督の“その後”を伝えている。

ドジャースとの“死球合戦”で出場停止、パドレス・シルト監督のその後
米大リーグの監督が出場停止処分を下されたら、その日はどうしているのか。素朴な疑問に答えているのが、米野球専門ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」だ。19日(日本時間20日)のドジャースとパドレスの試合では死球の応酬があり、両軍の監督が退場に。番組の公式Xは、パドレスのマイク・シルト監督の“その後”を伝えている。
指揮官が退場したのは19日(日本時間20日)のこと。パドレスが5点リードした9回1死でタティスJr.が打席に立った。ここでドジャースのマウンドにいたリトルの時速93マイル(約150キロ)の速球が左手を直撃。その場で倒れ込み、しばらく動けなかった。シルト監督がまずベンチから飛び出し、ドジャースのロバーツ監督も怒りの表情。選手がグラウンドで入り乱れ、両軍の指揮官が退場処分を受けた。その裏には大谷翔平投手も死球を受け、さらに騒ぎが拡大している。
番組が伝えたのはその後だ。両監督は1試合の出場停止処分を受け、シルト監督は20日(同21日)のロイヤルズ戦では指揮を執れなくなった。番組の中で、ツインズなどでプレーした元大リーガーのAJ・ピアジンスキー氏は「監督室に閉じ込められていたの知ってる? MLB関係者が彼(シルト監督)と一緒に座っていて、ダグアウトに電話したりしないように見張ってたんだ」と驚きの事実を明かしている。
「監督室から出られなかったんだよ。トイレに行きたくなったらどうするのかって? 彼らはついて行くんだよ。こんな風に座って、テレビで試合を観ることしかできなかった。MLBの人たちはどこでも見ている、クレイジーだよ」
あまりに意外な結末に、米国のファンからは「これが全部の監督が出場停止になったときの手順になるのか?」「出場停止処分が昔よりリアルになった。かつては監督は、それでも監督していた」「彼が素晴らしい監督だからだ(笑)」「なんだこれは?」「ひどいな(笑)」とコメントが多数寄せられている。
(THE ANSWER編集部)