大谷翔平への死球は「故意だと思いました」 怒り収まらぬロバーツ監督が感じた“異変”「右投げの投手がわざわざ…」
米大リーグのドジャースは、16日(日本時間17日)からパドレスとの4連戦を本拠地で戦った。ただこのカードは死球を巡って大荒れ。大谷翔平投手も2つ食らい、最終日には両軍の指揮官が退場処分を受けた。デーブ・ロバーツ監督は「ABEMA」のインタビューに応じ、この裏側を赤裸々に口にしている。

「ABEMA」の企画「おはようロバーツ」に出演し語った退場の裏側
米大リーグのドジャースは、16日(日本時間17日)からパドレスとの4連戦を本拠地で戦った。ただこのカードは死球を巡って大荒れ。大谷翔平投手も2つ食らい、最終日には両軍の指揮官が退場処分を受けた。デーブ・ロバーツ監督は「ABEMA」のインタビューに応じ、この裏側を赤裸々に口にしている。
指揮官が退場したのは19日(日本時間20日)のカード最終戦。パドレスが5点リードした9回1死でタティスJr.が打席に立った。ここでドジャースのマウンドにいたリトルの時速93マイル(約150キロ)の速球が左手を直撃。その場で倒れ込み、しばらく動けなかった。
パドレスのシルト監督がまずベンチから飛び出し、ロバーツ監督も怒りの表情。選手がグラウンドに入り乱れる状況となった。その後、両軍の指揮官が退場処分に。警告試合が宣告された。その裏には大谷も死球を受け、さらに騒ぎが拡大している。
ロバーツ監督は「ABEMA」のインタビュー企画「おはようロバーツ」に出演し「退場させられることはあまりないですが、ただ選手を守ろうとしただけです」と切り出した。
さらに「ショウヘイへの死球は故意だと思いました。こちらもタティスに当てたが故意ではありません。選手たちを守りたかったし、腹も立っていました」といまだに怒りは収まらない様子だ。
前日の試合でアンディ・パヘス外野手が死球を受けた場面が発端となっており「パヘスへの死球は故意でなかったかも。まあ故意ではなかったと言いましょう。そのあとパドレスはショウヘイに当てました。お互い死球を1つずつ与えたところでショウヘイが当てられたんです。それも右投げの投手がわざわざショウヘイにボールを当てにいった」と“異変”を感じていたようだ。
また、退場後の指揮官は何をしているのか問われると、ロバーツ監督は「オフィスに戻ってワインを2杯飲みました。試合を観ながらね」と意外な行動を明かした。「試合に口出ししたくなかったので、退場後はコーチに采配を任せました」「(これまでに退場は)13回だと思います。誰かが10年で13回~14回だと言っていました。悪くないでしょう?」と茶目っ気たっぷりの回答を残していた。
(THE ANSWER編集部)