サントリーレディス第3日

　女子ゴルフの国内ツアー、宮里藍サントリーレディスは14日、兵庫・六甲国際GC（6558ヤード、パー72）で第3日を開催。通算11アンダーの首位で出た岡山絵里（ニトリ）が、12番パー5で驚きの一打を炸裂させ、実況席も騒然となった。

　運を味方につけた。12番パー5の2打目。岡山の一打は、フェアウェイから大きく曲がってミスショットになりかけたが、木の側面に「コツン」と当たって、ファーストカットへ着弾する幸運な形に。その後、3打目でグリーンに乗せ、バーディーパットを沈めた。

　中継したU-NEXTの実況席も、驚きのショットに騒然。実況の山下剛氏は思わず「おぉ」と声を上げ、解説を務めたツアー通算7勝の飯島茜プロは「ナイスキックですね」と目を丸くしていた。

　岡山は、直後の13番で1ボギーを叩いたものの、17番でもバーディーを奪取。4バーディー、3ボギーの71で回り、通算14アンダーで首位に立つ高橋彩華と2打差の2位でホールアウトした。