日本ツアー参戦も話題のパク・ヒョンギョンが「即席で宣言」

　5月に女子プロゴルフの日本国内ツアーに初参戦して話題となった“キューティフル”ことパク・ヒョンギョンが、25日まで行われた韓国ツアー「E1チャリティーオープン」で今季初優勝。賞金1億8000万ウォン（約1872万円）を全額寄付するとして話題となっている。

　パク・ヒョンギョンは25日の最終日、通算10アンダーの2位から出て1イーグル、4バーディーの66で回り、通算16アンダーと数字を伸ばし逆転優勝。「通算10勝目の大会賞金を寄付しようと思っていた」としていたのを、通算8勝目のこの大会に早め「（チャリティという）大会趣旨に合わせて、賞金100パーセントを寄付します」と宣言した。

　韓国紙「スポーツ朝鮮」はこの発言を「即席で宣言し、驚きを呼んだ」と伝えた。「総賞金10億ウォン（約1億400万円）のこの大会で、優勝賞金は1億8000万ウォン。当初パク・ジヨンと共に13回目の大会の意味を生かし、賞金13パーセントの寄付を約束していた」のだという。それが「優勝をした後に考えが変わった」と報じた。

　さらにこの行動を「13パーセントを寄付するだけでもとんでもないことだが、1億8000万ウォン全額を快く出す善行に及んだ。ゴルフだけうまいのではなく、いつも隣人のことまで考える美しい心を兼ね備えた大木。ファンに愛される理由だ」と称えている。

　パク・ヒョンギョンは11日まで行われたワールドレディスサロンパス杯で日本ツアー初参戦。通算2アンダーの8位に入った。インスタグラムのフォロワーは14万4千人を超える25歳。ビューティフルとキューティーをかけた“キューティフル”という愛称がある。