ブリヂストンレディス

　女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディスは23日、愛知・中京GC石野C（6642ヤード、パー72）で第2日が行われ、41位から出た藤田さいき（JBS）が6バーディー、1ボギーの67でホールアウト。午前組ベストスコアをマークし、通算6アンダーの暫定首位に立った。2週前の国内メジャー初戦・ワールドレディスサロンパス杯で試合後に救急車で搬送されて心配されたが、復帰戦で好パフォーマンスを見せて急浮上した。

　インスタートの藤田は5ホール連続パーで迎えた15番パー3でこの日初バーディー。16番でも伸ばした。17番でボギーを打ったが18番でバウンスバックに成功。アウトに入った後半も2、3番の連続バーディーで波に乗り、最終9番パー5でもバーディーを奪った。67は午前組のベストスコアで、この日15番でホールインワンを達成した山内日菜子やペ・ソンウらと並んで暫定首位に立った。

　2週前のワールドレディスサロンパス杯では、首位で並んだ申ジエ（スリーボンド）とのプレーオフ（PO）に敗れ、2位。大会前から体調不良に悩まされ、大会2日目終了後には39度の発熱。熱が下がって最終ラウンドに挑んだものの、プレーオフ終了後には関係者に背負われて退場し、救急車で搬送された。

　先週は休養し、今週から復帰。自身のインスタグラムで「体調も快復し、本日からトーナメント会場にて練習再開しました」と報告し「今週からまた優勝目指して頑張ります」と意気込みを見せていた。