ロバーツ監督ニヤリ「大谷を歩かせても…助かるよ」 申告敬遠→大量得点の後続称賛、大谷は三塁打&3四球で大勝貢献
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、敵地マーリンズ戦に「1番・DH」で出場。2打数1安打2得点、3つの四球も含め4度出塁し、10-1で大勝したチームに貢献した。6回1死で右中間への三塁打を放ち、その後に先制のホームイン。7回2死二、三塁のチャンスでは申告敬遠で勝負を避けられ、ローンデポ・パークは大ブーイングに包まれた。デーブ・ロバーツ監督は試合後の取材に対し、大谷が出塁した後の打者の働きを称えている。

敵地マーリンズ戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、敵地マーリンズ戦に「1番・DH」で出場。2打数1安打2得点、3つの四球も含め4度出塁し、10-1で大勝したチームに貢献した。6回1死で右中間への三塁打を放ち、その後に先制のホームイン。7回2死二、三塁のチャンスでは申告敬遠で勝負を避けられ、ローンデポ・パークは大ブーイングに包まれた。デーブ・ロバーツ監督は試合後の取材に対し、大谷が出塁した後の打者の働きを称えている。
大谷は2打席連続四球で迎えた第3打席、2番手左腕ギブソンから右中間へ三塁打。その後、3番フリーマンのタイムリーで先制のホームを踏んだ。敵地は敵味方関係なく大歓声。7回には2死一、二塁のチャンスで第4打席が回ってきたが、マーリンズベンチは申告敬遠を選択。勝負が見られなかったスタンドは大ブーイング。騒然とした雰囲気になった。
大谷は5日(同6日)のマーリンズ戦で9号。打球速度117.9マイル(約189.7キロ)で、今季のメジャーでは最速の本塁打だった。さらに6日(同7日)には右翼2階席への特大10号。この日も長打を放った。
ロバーツ監督は試合後の取材に対し「彼(大谷)は歩かされたが、ムーキーの打席で四球で選んで得点した。ショウヘイを歩かせても、ムーキーを打ち取るのは難しいだろう。後ろに素晴らしい選手がたくさんいると助かるよ」とニヤリ。7回は大谷の敬遠で満塁となり、続く2番ベッツが押し出し四球で得点。さらに3番フリーマンが走者一掃の三塁打、パヘスのタイムリーも飛び出してこの回一挙6得点。後続打者の活躍に目を細めた。
ローンデポ・パークは昨季、史上初となる50本塁打&50盗塁の「50-50」を決めた思い出の場所。9月19日(日本時間20日)、自身初の一試合3本塁打を含む、6打数6安打3本塁打10打点2盗塁の大暴れだった。2023年WBC優勝の地でもある。
(THE ANSWER編集部)