シェブロン選手権

　米女子ゴルフのメジャー初戦・シェブロン選手権は27日（日本時間28日）、米テキサス州のカールトンウッズ・クラブ（6911ヤード、パー72）で最終日が行われ、首位から出た23歳の西郷真央（島津製作所）は通算7アンダーで並んだ5人のプレーオフを制し、米ツアー初優勝を遂げた。恒例の“池ダイブ”後に行われた優勝会見では、祝福に関する質問の回答に米記者が爆笑するシーンがあった。

　5人によるプレーオフを制し、歓喜の“池ダイブ”でずぶ濡れになった西郷。これまた恒例の白のバスローブ姿で会見に臨むと、米記者から多くの質問を浴びせられた。その中で「池に飛び込んだ以外で、今回の優勝をどうやってお祝いしますか？」と聞かれると「来週も再来週も試合は続くので、本当は気持ちをしっかり切り替えないといけないんですけど……」と話した。

　しばらく考え込んだ後に「今は嬉しさが込み上げて、何をお祝いしようかと考えていなかったんですけど、マネージャーさんに美味しいご飯作ってもらって休みたいと思います」と続けると、会場は温かな笑い声に包まれた。

　池へのダイブの直前にインタビュアーから「ジャンプは日本語で何て言うの？」と聞かれ、通訳を介し「ジャンプ」と答えてギャラリーの笑いを誘っていた西郷。会見の席でも米記者たちを和ませていた。