トップランク社CEOアラム氏が再会報告

　ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥（大橋）と、世界的大物プロモーターが再会した。米ネバダ州ラスベガスで調整中の井上と対面したのは、米興行大手・トップランク社のボブ・アラムCEO。「試合が待ちきれない」と報告している。

　満面の笑みで並んだ。

　米国で調整を続ける井上と再会したアラム氏。襟付きシャツのラフな格好で井上の背に手を回し、握手を交わした。白いTシャツに袖を通した井上もカメラ目線。精悍な顔つきで減量も順調のようだ。

　アラム氏といえば数々のビッグマッチを手掛け、数々のスターを生み出してきた93歳の世界的超大物プロモーター。かねて井上の実力を高く評価し、日本開催の試合は毎回のように足を運んできた。

　今回はXに2ショット画像を公開し「パウンド・フォー・パウンドの王者であり、世界スーパーバンタム級4団体統一王者でもあるナオヤ・イノウエをラスベガスに迎えることができて本当に嬉しいです」と感激し、「5月4日、Tモバイル・アリーナで行われるモンスターのラモン・カルデナス戦が待ちきれない」とつづった。

　日本人ファンからは「思ったより短髪じゃないけどめちゃくちゃかっこいいチャンピオン！！」「尚弥さん大好きなボブ・アラム氏」「ボブ・アラム、井上尚弥大好きだよなー　長生きしてくれな」と注目を浴びている。

　井上は5月4日（日本時間5日）にラスベガスのTモバイル・アリーナでWBA世界同級1位ラモン・カルデナス（米国）との防衛戦を予定。4月25日（同26日）は約15キロのサイクリングやジムワークなどで調整した。戦績は32歳の井上が29勝（26KO）、29歳のカルデナスが26勝（14KO）1敗。