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井上尚弥に1階級上から対戦希望「彼が俺の階級にくるなら…」 “新・標的候補”は自信満々

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)との対戦について、1階級上の世界王者が言及した。英メディアに対し「俺はAサイド(優勢)になる」と語るなど、勝利への自信をのぞかせている。

井上尚弥【写真:中戸川知世】
井上尚弥【写真:中戸川知世】

WBAフェザー級王者、ニック・ボールが井上との対戦を希望

 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)との対戦について、1階級上の世界王者が言及した。英メディアに対し「俺はAサイド(優勢)になる」と語るなど、勝利への自信をのぞかせている。

 英ラジオ局「トーク・スポーツ」に出演したのはWBA世界フェザー級王者のニック・ボール(英国)。井上との対戦が「素晴らしいチャレンジになるんじゃないか」という問いに対し、「ああ、100%。彼は誰もが話題にしているボクサーだ」と前向きな姿勢を示した。

 続けて「俺はこの階級を代表している。だから、対戦しないことはない。ソーシャルメディアで騒がれているけど、みんな対戦を何よりも見たがっている。これが叶わなかったらつまらないだろ?」と、ファンの声も代弁しながら対戦を望んだ。

 日本で圧倒的人気を誇る井上相手となれば、ボールにとっては敵地となる日本で試合が行われる可能性もあるが、ボールは「あらゆることに備えているよ。彼が俺の階級にくるなら、俺がチャンピオンだ。俺はAサイド(優勢)になる」「俺はこの階級でベルトを手にしてるんだ。だから俺がチャンピオンになる」と自信満々の様子だった。

 井上は24日、WBO11位キム・イェジュン(韓国)との4団体防衛戦に勝利。翌25日には、神奈川・横浜市内の所属ジムで会見を行った。出席した大橋秀行会長は今後について、まずスーパーバンタム級で2戦行った後フェザー級に転向し、新しい標的候補としてボールへの挑戦も視野に入れていると明かしている。

(THE ANSWER編集部)



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