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Bリーグ元MVP田中大貴、1月末以来の戦列復帰 CS進出へ役割自覚「一番影響を与えられるのは…」

ワイルドカード圏内まで2ゲーム差、中地区2位までは4ゲーム差

 今季のSR渋谷は、田中がA東京時代にともにBリーグ連覇を果たしたルカ・パヴィチェヴィッチ・ヘッドコーチ(HC)が指揮官となり、大きな変革の時を迎えている。その一方で主力選手の離脱にも直面しており、ジェームズ・マイケル・マカドゥが開幕直後にIL入りしたほか、ジョシュ・ホーキンソンやライアン・ケリーといった主軸選手も細かな欠場を経験している。そのなかでも上位戦線に踏みとどまれている要因として、田中は若手選手の奮起が鍵だったと語る。


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「今、津屋(一球)がすごく頑張っていますし、力をつけてきている。そこは本当に頼もしく感じています。(パヴィチェヴィッチHCは)彼が今まで教わってきた人たちとはまた違ったタイプのヘッドコーチだと思いますし、激しく言われるなかでも、反骨心があるというか、『なんとかしたい』というのを強く持っていたのが、今の状況でいられる一つの要因だと思うんです。もっと自信を持ってやってもらいたいと思いますし、この後の試合も彼の力はすごく大事になってくると思います」

 思えば、開幕からの2か月で4勝10敗と大きくつまずいたSR渋谷。その要因について、パヴィチェヴィッチHCは「離脱者が次々に現れてしまったことなどで、勝てないとまでは言わないまでも、勝てるポテンシャルが大きく失われてしまった」と率直に振り返る。だが、そうした時期をジェフ・ギブスの獲得や離脱者の復帰などで乗り切り、何よりもチーム内での練度や連係も噛み合い出した。現状については「チームとしてのスタンダードを作ることに集中してきた。練習から100%のことをやり続けられている」と手応えを明かす。

 SR渋谷はワイルドカード圏内まで2ゲーム差、自力でのCS出場が可能な中地区2位までは4ゲーム差という位置につけている。田中は「最初はチャンピオンシップの“チャ”の字も見えないぐらいのところにいましたけど」と当時を引き合いに出しながら、改めて終盤戦に向けた決意を残した。

「自分たちでコントロールできる部分とできない部分とが絶対あると思うので、自分たちでコントロールできる部分はしっかり集中していく。中地区2位のスポットを自分たちがゲットしてCSに進むというのが一番ですけど、ワイルドカードの可能性だってありますし、どうなるかは最後まで戦わないと分からない。自分が一番影響を与えられるのは、コートに立ってのプレーだと思いますので、コンディションを上げることに集中しながら、今できる中でのベストをやっていかなければと思います」

(荒 大 / Masaru Ara)





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