渋野日向子にLPGA注目

　女子ゴルフの日米共催ツアー・TOTOジャパンクラシックが2日、茨城・太平洋C美野里C（6598ヤード、パー72）で開幕し、約5か月ぶりの国内戦を迎えた渋野日向子（サントリー）の人気ぶりが顕著に表れている。ラウンド後のサイン対応でできた長蛇の列の動画を全米女子プロゴルフ協会（LPGA）が公開。日本人ファンから「腱鞘炎なりそう」「やば！」と驚きの声が上がった。

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　人の群れが出来上がった。クラブハウス前。観戦に訪れた日本のギャラリーたちがロープ内に綺麗に並んでいる。後ろから徐々に前に移動すると、先頭にいたのが渋野だった。グラブに丁寧にペンを走らせ、カメラに気づくとニッコリ。「ハロ～」と手を振ってみせた。

　LPGAは公式X（旧ツイッター）とインスタグラムに動画を公開し、文面に「あなたがヒナコ・シブノのサインをもらうために列に並んでいるという視点」とつづった。日本人ファンからは「大人気のサイン会だね」「腱鞘炎なりそう」「嬉し過ぎてうるうるです」「サインもらった人には最高の思い出になる」「この列に並びました。神対応！」「圧倒的人気」「やば！」と驚きの声が上がった。

　渋野は4バーディー、2ボギーの70で回り、2アンダーの46位発進。来季の米ツアーシード権獲得に向けて上位進出が必要となる。岩井明愛が9アンダーで単独首位だった。