パワーだけじゃない大谷らしさ、解説者も思わず「冗談でしょ？」

「冗談でしょ？（笑）　彼はバーランダーに対してアジャストしてみせました。1球ごとに見てみましょう。最初は直球、タイミングはあっています。2球目も直球、高めへのボールで少し振り遅れていました。そして変化球。これを拾ってライト線に運び、二塁打としました」

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　“片手打ちダブル”に思わず笑い出してしまった。本拠地のみならず、敵地の「AT＆Tスポーツネット」も「体勢は崩されていたかもしれませんが、手はうまく残してライトへ運びました。片手打ちですね」とうなっていた。

　この日も次打席で放った豪快な一発が脚光を浴びたが、その支えとなっているのは第1打席で見せたような天性のバットコントロールだ。バーランダーから放った2本の当たりは、大谷らしさが凝縮されたものだった。