ベルギー戦後のロッカールーム画像の反響拡大「言葉がない」「一流の行い」

　サッカー日本代表はワールドカップ（W杯）ロシア大会決勝トーナメント1回戦でベルギーに逆転負け。16強で壮絶に散ったが、試合後、美しすぎるロッカールームの様子をFIFA関係者が画像で公開。大きな反響を呼んでいたが、海外メディアも続々報道。「日本に行かなければ」「偉大な国による偉大な行為」「私たちがあるべき姿だ」と海外ファンに称賛の輪が広がっている。

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　世界の視線を集めたのは、1枚の画像だった。FIFA関係者がベルギー戦後にツイッターで公開したものだった。

　青と白のシートが「コ」の字に並んだロッカールーム。荷台スペースはもちろん、シート、床、テーブルを含め、ゴミ一つ残されていない。整然とした様子はまるで試合前かのよう。しかも、中央の台の上にはロシア語で「スパシーバ（ありがとう）」と書かれたカードが置かれていた。なんとも粋な演出だった。

　これに海外メディアも飛びついた。ツイッター上で驚きの報道を続々と展開している。

　米スポーツ専門局のサッカー専門アカウント「ESPN　FC」は「ベルギー戦敗退の後、日本はロッカールームをこのようにして去った。汚れがなく、ロシア語で『ありがとう』のメモが」、米大手放送局「CNN」は「敗戦後、日本代表のロッカールームは汚れひとつなく、『ありがとう』のメモを残した」と紹介している。