元世界王者・岩佐亮佑は再計量パス 超過した相手には複雑「遊びじゃねぇんだよって」
陣営会長「正直、怒ってます。岩佐は気持ちをつくるのも難しかったと思う」
陣営のセレス小林会長は「正直、怒ってます」と相手の調整に吐露。「ただ、岩佐が試合をやりたがっていた。応援してくれる人もいる。気持ちをつくるのも難しかったと思う」と愛弟子を慮った。
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岩佐は2017年9月にIBF世界スーパーバンタム級王座を奪取。初防衛後の18年8月に王座を失ったが、19年12月に同級暫定王座決定戦を11回TKOで制して返り咲いた。しかし、昨年4月にWBAスーパー&IBF統一王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との王座統一戦で5回TKO負け。ストップのタイミングに対し、海外メディアやファンから「早すぎる」との声が上がるなど不完全燃焼に終わっていた。
セミファイナルでは東洋太平洋フライ級(50.8キロ以下)タイトルマッチが行われるが、この日の前日計量で王者ジーメル・マグラモ(フィリピン)が51.7キロで900グラム超過。挑戦者の同級14位・桑原拓(大橋)はリミットで一発クリアした。マグラモも再計量に向けて体を動かし、約1時間後の2回目は50.7キロでパスした。
(THE ANSWER編集部)