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MLB最強守護神がまさかの“故意ボーク”を敢行 米ファン感心「理由分かるわ」「賢いね」

米大リーグで最多セーブを4度獲得しているベテランクローザーが驚きの作戦を見せた。17日(日本時間18日)に行われたドジャース対ダイヤモンドバックスのダブルヘッダー初戦。9回に登板したクレイグ・キンブレル投手が走者二塁でセット中に故意的に球を落とし、ボークを献上し、走者を三塁に進めた。

9回に登板したドジャースのクレイグ・キンブレル【写真:ロイター】
9回に登板したドジャースのクレイグ・キンブレル【写真:ロイター】

通算379セーブのキンブレルが“故意的ボーク”で二塁走者を三塁に進める

 米大リーグで最多セーブを4度獲得しているベテランクローザーが驚きの作戦を見せた。17日(日本時間18日)に行われたドジャース対ダイヤモンドバックスのダブルヘッダー初戦。9回に登板したクレイグ・キンブレル投手が走者二塁でセット中に故意的に球を落とし、ボークを献上し、走者を三塁に進めた。


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 通算379セーブを誇る33歳がまさかの作戦に出た。2点リードで最終回に登板したキンブレル。2死二塁までこぎつけ、2番のケテル・マルテを迎えた。カウント1-0からセットポジションに入った守護神。しかし、グラブに入っていた球をマウンドに落としたのである。球審はボークを宣告。二塁走者のヘラルド・ペルドモは三塁に進んだ。

 明らかに故意にボークをもらいにいった光景。米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門メディア「フォー・ザ・ウィン」も注目した。同メディアは「それには理由があった。キンブレルはペルドモを三塁に進ませ、打者のマルテにサインを伝達させないようにしたのだろう」と推測した。

 実際の映像を米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」公式ツイッターも公開すると、米ファンからは「理由分かるわ」「賢いね」「走者はサインを見られなくなるね」「サイン盗みを防ぐためかな」などのコメントが集まった。

 走者を三塁に進めたキンブレルはマルテに遊撃内野安打を許して1点を失ったものの、次の打者を空振り三振に抑え、7-6で勝利。今季7セーブ目を挙げた。

(THE ANSWER編集部)

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