バンタム級開催発表のWBSS、海外ファンから出場を求める声も

　ボクシングの賞金争奪トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ（WBSS）」の第2シーズンでバンタム級が行われることが9日、正式に発表された。今回は3人の出場が合意したことが公表されたが、海外ファンからは「イノウエがいなければ、パーティーじゃない！」「マクドネル対イノウエの勝者は100％参戦するだろう」と井上尚弥（大橋）に注目が集まっている。

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　バンタム級で初めて開催される今回、出場が決まったのはWBAスーパー王者のライアン・バーネット（英国）、WBO王者ゾラニ・テテ（南アフリカ）、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス（プエルトリコ）の3人。さらに、今後追加で出場選手が発表される見通しだが、その一人が井上だ。日本が誇る怪物は25日にWBA王者ジェイミー・マクドネル（英国）に挑戦する。

　海外メディアではマクドネル戦の勝利を持って、井上は正式参戦決定と報じられている中、今回の3人を紹介した大会公式ツイッターの返信欄ではモンスター待望の声も。海外ファンから「イノウエがいなければ、パーティーじゃない！」「マクドネル対イノウエの勝者は100％参戦するだろう」という声が上がっている。

　スーパーフライ級では統一戦を切望しながらも叶えられず。強すぎる王者の悲哀を味わった「The　Monster」は3階級制覇を果たし、最強王者決定戦に乗り込みたいところだ。