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井上拓真、11日世界前哨戦へ計量パス 観戦予定の兄・尚弥から激励「しっかり勝てよ」

和気が明かした拓真の印象、強気に発言「試合映像を見るたびに自信がつく」

 和気は13年3月に東洋太平洋スーパーバンタム級王座を獲得し、5度の防衛に成功した。16年7月にIBF世界同級王座決定戦でジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)に11回TKO負け。世界初戴冠はならなかったが、18年7月には日本王座を獲得した。現在の世界ランクはWBO13位、日本と東洋太平洋でも2位につける実力者だ。


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 0.3キロアンダーで計量を終え「めちゃくちゃ調子いいですね」と笑顔。4月に元IBF世界同級王者・小国以載(角海老宝石)との再戦を予定していたが、相手の負傷で中止になった。1年3か月ぶりの試合へ「早くしたいですね。ワクワクしています」と心待ちに。拓真の印象については強気な言葉を並べた。

「(数年前の)スパーではそんなに印象がなかった。あまり記憶にないということは、さほど強くなかったのだと思う。これがめちゃくちゃ強い選手なら『あの時のスパーは凄かった』とか思うはず。やりやすいと思う。(拓真の)試合映像を見るたびに自信がつく。他の選手では見ると怖いなと思うこともあるけど、今回は見れば見るほど自信が湧いてきた」

 9月には無症状ながら新型コロナウイルスの陽性反応を示した。スパーの数が減ったが、10月からは1週間の沖縄合宿などで調整。「とにかく圧倒して、圧勝する。1ラウンドから常に自分のペースで圧勝する。変に戦い方を変えることはない。スピードと距離で圧倒する。当てれば倒れると思う。どのパンチが当たるかという話だと思う」と息巻いた。

(THE ANSWER編集部)




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