初陣レイドロー、逆転トライ&正確キックで12得点 HC絶賛「世界クラスの実力証明」
新型コロナウイルスの影響で第1節から延期となっていたラグビーのトップリーグ(TL)が20日、各地で開幕した。東京・夢の島競技場ではNTTコムが元スコットランド代表主将SHグレイグ・レイドローの逆転トライなどにより、41-13でホンダに勝利。約1年ぶりの公式試合となる開幕戦で、他チームに先駆けて白星を手にした。
ラグビー・トップリーグ開幕、NTTコムはホンダに41-13で勝利
新型コロナウイルスの影響で第1節から延期となっていたラグビーのトップリーグ(TL)が20日、各地で開幕した。東京・夢の島競技場ではNTTコムが元スコットランド代表主将SHグレイグ・レイドローの逆転トライなどにより、41-13でホンダに勝利。約1年ぶりの公式試合となる開幕戦で、他チームに先駆けて白星を手にした。
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いきなりの大仕事だ。今季からNTTコムに加入したレイドローは1点ビハインドで迎えた前半36分、スクラム直後のチャンスを活かした。飛び込んでTL自身初トライ。強風が吹く中、コンバージョンゴール2本とペナルティーゴール1本も決めて12得点をマークした。
スコットランド代表では通算76試合で、歴代2位の714得点。2015、19年W杯と2大会連続で日本代表と死闘を繰り広げたキックの名手だ。19年日本大会期間中には“日本の天敵”としてクローズアップされ、イケメンぶりも相まって高い注目を集めていた。
レイドローについて、NTTコムのヒュー・リース・エドワードヘッドコーチ(HC)は「球出しをすごくうまくコントロールしていた。特に前半はいいパスを供給していた。10番としてのプレーもあった。そういった求められるプレーをすぐに出来る、ワールドクラスの実力を証明してくれた」と試合後に行われた会見で絶賛した。
スーパースターの加入は、いうまでもなく大きい。同HCは「誰もが認めるワールドクラスの選手であり、人間。いい影響をもたらしているし、豊富な知識をもたらしてくれている」と語った。
(THE ANSWER編集部)