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「UFC史上最悪のストップ」 物議醸した早過ぎ“38秒TKO”に再脚光「酷い判定」

米最大の総合格闘技「UFC」は29日(日本時間30日)に、米ラスベガスで「UFCファイトナイト」を開催する。ライトヘビー級ではマゴメド・アンカラエフ(ロシア)対イオン・クテラバ(モルドバ)が行われるが、両者は2月に対戦しアンカラエフが38秒KO勝ち。しかしこの試合はレフェリーのストップが早過ぎたのではないかと物議を醸した一戦だった。当時の映像をUFCが公式SNSで公開している。

30日に対戦するマゴメド・アンカラエフ(左)とイオン・クテラバの因縁が再脚光を浴びている【写真:Getty Images】
30日に対戦するマゴメド・アンカラエフ(左)とイオン・クテラバの因縁が再脚光を浴びている【写真:Getty Images】

日本時間30日、物議醸した両者が再戦

 米最大の総合格闘技「UFC」は29日(日本時間30日)に、米ラスベガスで「UFCファイトナイト」を開催する。ライトヘビー級ではマゴメド・アンカラエフ(ロシア)対イオン・クテラバ(モルドバ)が行われるが、両者は2月に対戦しアンカラエフが38秒KO勝ち。しかしこの試合はレフェリーのストップが早過ぎたのではないかと物議を醸した一戦だった。当時の映像をUFCが公式SNSで公開している。


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 開始早々だった。エンジのパンツのアンカラエフが一気に攻勢に出た。左のハイキックでクテラバを怯ませると、さらに追撃。左のミドル、左のハイとキックを連続で繰り出していく。

 クリーンヒットは避けるクテラバだったが、顎付近に被弾しわずかにふらついた。しかしここから反撃に出たところで、レフェリーが両者の間に割って入り、ストップを宣告したのだ。

 クテラバが試合続行不可能と判断され、わずか38秒でのアンカラエフのTKO勝利となったが、これにクテラバは納得がいかない様子。ダメージがないことを強調し、レフェリーに食ってかかる。そしてオクタゴンを歩き観衆にアピール。しかし当然、判定が覆ることはなかった。

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