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風邪に「バニラアイス」がオススメのワケ 食欲が落ちた時の“2ステップ栄養摂取法”

風邪の症状別に効く食材やメニューとは?

【鼻水、鼻づまり】
<食材>
風邪の初期症状に見られる鼻水、鼻づまりには体を温める食材や粘膜を強化するビタミンAを。生姜やねぎ、にんじん、ほうれん草、かぼちゃ、ピーマン、レバーが代表的。

<メニュー>
具だくさんの豚汁、シチュー、かぼちゃのポタージュスープ、鳥の水炊き、豚肉とねぎの鍋物、レバーの生姜煮

【せきや喉の痛み】
<食材>
粘膜が弱っているため、炎症を増す刺激物は避けて、のど越しの良い食材を選びましょう。例えばうどんや雑炊、アイスクリームやゼリーなど。唐辛子や酢の物など辛味や刺激が強いものは控えます。

<メニュー>
卵とじうどん、月見そば、マグロの山かけ丼、親子丼、茶碗蒸し、ゼリー、プリン

【発熱や寒気】
<食材>
エネルギー補給を補給して体温を上げるタンパク質を摂ります。ただし消化器が弱っているため脂質は控えましょう。エネルギー源ならばご飯、うどん、餅。食欲のない時は果物やゼリーを。タンパク質はたら、かれいなどの白身魚、卵や豆腐、鳥のささ身、ヨーグルト。

<メニュー>
卵豆腐、雑煮、白身魚の煮物、卵粥(ねぎ、しょうが入り)、旬の果物、アイスクリーム、ゼリー飲料、スポーツドリンク

【下痢や吐き気】
<食材>
何よりも水分をまめに補給。消化器に負担をかけず、水分、糖質(エネルギー源)、ミネラルを同時に補給できるものが理想的。

<メニュー>
梅干し入りがゆ、ミルク粥、うどん、スポーツドリンク、野菜スープ、オレンジジュース、旬の果物(冬場はみかんやりんご)

(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

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橋本 玲子

株式会社 Food Connection 代表取締役

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

ラグビーワールドカップ(W杯)2019で栄養コンサルティング業務を担当。2003年ラグビーW杯日本代表、サッカーJ1横浜F・マリノス(1999年~2017年)、ラグビーリーグワン・埼玉パナソニックワイルドナイツ(2005年~現在)ほか、車いす陸上選手らトップアスリートのコンディション管理を「食と栄養面」からサポート。また、ジュニア世代と保護者に向けての食育活動も行う。アメリカ栄養士会スポーツ循環器栄養グループ(SCAN)並びに、スポーツ栄養の国際的組織PINESのメンバー。アメリカ栄養士会インターナショナルメンバー日本代表(IAAND)として、海外の栄養士との交流も多い。近著に『スポ食~世界で戦うアスリートを目ざす子どもたちに~』(ベースボールマガジン社)

URL:http://food-connection.jp/

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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