陸上のコラム一覧
-
「足の速さ」は才能、遺伝だけではない ボルトに学んだ“陸上未経験者”が挑む「走り革命」
2019.11.19ウサイン・ボルトとともに3か月間トレーニングを積み、和田賢一のスプリント能力は劇的に高まった。
-
100mを「3か月で1秒」短縮 “世界最速”ボルトと練習し、導き出した「究極の走り」
2019.11.1426歳で和田賢一の100メートルのベストタイムは11秒8だった。全国の陸上クラブと次々にコンタクトを取り「10秒台で走りたい」と訴えたが「走るのは才能だから」「26歳では伸びしろがない」と受け入れを断られた。
-
ボルトも吐きながら走っていた “世界2位の日本人”が体感した「天才」コーチの練習
2019.11.092014年11月、ビーチフラッグスで“世界ナンバー2”まで上り詰めた和田賢一は、走力を磨くためにジャマイカへ飛んだ。この年の全豪選手権で和田は準優勝していた。スタートダッシュのテクニックを極めた成果だった。
-
「世界2位の日本人」が求めた100m10秒台の走力 辿り着いたボルトとのトレーニング
2019.11.05大学時代にビーチフラッグスに出会った和田賢一は、競技歴3年足らずで日本チャンピオンになった。
-
サニブラウンは「怠け」を卒業し強くなった 躍進の裏にあった変革とコーチとの信頼
2019.07.046月30日まで福岡・博多で行われた陸上の日本選手権で、サニブラウン・ハキーム(フロリダ大)が100メートルと200メートルで2冠を達成した。出身地である福岡で、国内に敵がいないことを証明してみせた。100メートルの日本記録保持者として躍進を続ける裏には、所属するフロリダ大のコーチとの信頼関係があった。
-
人はどこまで速く反応できるか 人知超越の0.001秒フライングでルール再考の必要性
2019.07.02陸上の世界選手権(9月27日開幕・ドーハ)代表選考会を兼ねた日本選手権が27日から4日間、福岡・博多の森陸上競技場で行われ、男子100&200mに出場したサニブラウン・ハキーム(フロリダ大)の出場2大会連続2冠などで大いに盛り上がった。一方、男子110メートル障害では、昨年覇者で日本記録保持者の金井大旺(たいおう・ミズノ)がフライングで失格に。大会連覇、そして自身の持つ日本記録13秒36への挑戦も夢破れる結末となった。
-
サニブラウンは“世界基準”で生きていた 米国人コーチが告白した2年間の成長曲線
2019.07.01陸上の男子100メートル日本記録保持者サニブラウン・ハキーム(フロリダ大)が、短距離2種目における40年ぶりの2度目2冠を達成し、幕を閉じた日本選手権。2年ぶりの母国凱旋レースで圧巻の強さを見せつけた。
-
サニブラウンの“一歩”はなぜ伸びた? 圧勝の裏で「6cmの進化」を生んだ20歳の成長
2019.06.29陸上の世界選手権(9月27日開幕・ドーハ)の代表選考を兼ねた日本選手権は28日、福岡・博多の森陸上競技場で男子100メートル決勝が行われ、日本記録保持者サニブラウン・ハキーム(フロリダ大)が10秒02(向かい風0.3メートル)で2年ぶりの優勝。史上初の“9秒台対決”で注目された前日本記録保持者の桐生祥秀(日本生命)に0秒14差をつけ、圧勝した。一体、サニブラウンの勝因はどこにあったのか。アテネ五輪1600メートルリレー4位の伊藤友広氏に聞いた。
-
サニブラウンは「才能に頼った走り」を卒業した 9秒99の裏にあった“米国式の成長”
2019.05.20陸上男子短距離のサニブラウン・ハキーム(フロリダ大)が、11日(日本時間12日)に行われた米大学南東地区選手権男子100メートル決勝で9秒99をマークし、優勝した。元々、9秒台を出すのは時間の問題と見られていた逸材。日本選手2人目となる「10秒の壁」を破ったという事実以上に、現在取り組んでいるトレーニング・プログラムに自信を深めたことが一番の収穫だろう。
-
リオ五輪銀メダルでもミスはあった リレー日本に問われるアンダーハンドパスの対応力
2019.05.12陸上の世界リレー(日産スタジアム)は11日、男子400メートルリレー予選で日本(多田修平、山縣亮太、小池祐貴、桐生祥秀)は38秒59の3位でゴールしたが、バトンパス違反による失格。予選敗退となった。3走の小池から4走の桐生の間で起きた、まさかのバトンミス。東京五輪で金メダルを狙う日本にとってどんな課題が残ったのか。アテネ五輪1600メートルリレー4位でスプリント指導のプロ組織「0.01」を主催する伊藤友広氏に聞いた。