バレー日本の“お父さん” 7年ぶり代表復帰、深津英臣が痛感した「気持ち強くても技術がなければ」

気づいた自分に足りなかったこと「気持ちだけでバレーをやっていた」
何がダメだったのか。課題を明確にしようと自分と向き合った。そして気づいた。「気持ちだけでバレーをやっていた」。国内リーグではそれでもある程度カバーできた。優勝もできた。しかし、世界は違った。
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「この舞台に来ると、ファーストに来なきゃいけないのは技術なんだ。どれだけ気持ちが強くても、情熱があっても、それがないと何もできないんだ」
自分には何が足りないのか。上手いセッターと自分は何が違うのか。国内外、男女問わず、好きなセッターの映像をかき集め、研究を重ねた。五輪3大会に出場した元女子日本代表の竹下佳江さんもその1人。“世界最小最強セッター”から体の向きやボールを迎える体勢を学んだ。
幾多の選手を分析した上で、特に追求したのが、「足の使い方」だ。
「足のステップと、足からボールに力を伝える体の連動性はすごくこだわってやってきました」
磨き上げた技術を武器に、今年約7年ぶりにA代表に復帰。2日まで行われたネーションズリーグでは、正セッターとして史上初の予選ラウンド12戦全勝に大きく貢献した。次に迎えるは9月4日から13日まで福岡・北九州市で開催される「買取大吉アジア男子バレーボール選手権大会 福岡 2026」。優勝すれば2028年ロサンゼルス五輪の出場権を獲得できる今年度の最重要大会だ。
10年前に勝ち獲れなかった五輪の切符。「あそこで出せなかった力をここで出したい。そういう気持ちがすごく強いですね」。あのときと違い、今は気持ちだけではない。雪辱を果たす準備はできている。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)
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