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「天才少女」の挫折から8年…難病経験した26歳平塚新夢の現在地 友人・菅沼菜々の圧勝Vに見た「見習わなければ」

NTTドコモビジネスレディスでベストルーキー賞を獲得し、菅沼菜々(左)、後藤あい(中央)と表彰式に参加した平塚新夢【写真:柳田通斉】
NTTドコモビジネスレディスでベストルーキー賞を獲得し、菅沼菜々(左)、後藤あい(中央)と表彰式に参加した平塚新夢【写真:柳田通斉】

プロテストに6度落ちても「受け止めるしかない」

 難病を経験し、6度プロテストに落ちても「受け止めるしかない」と切り替えてきた。ゴルフ一辺倒の生活にはせず、浪人中は練習場の正社員として勤務した時期もあった。自身の支えになってきた5人組ダンス&ボーカルグループ・Da-iCEの花村想太への「推し活」は、24年11月の同テスト合格後も継続。オンとオフの切り替えが明確にできるタイプで、試合や練習の合間にライブやイベントに足を運んでいる。

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「追い込んで練習しても、うまくいかないのがゴルフだと思っています。なので、今回のようなチャンスが来ることを信じて練習をするという感じです」

 それゆえに、ショットやパットの不調で深く悩むこともないという。ただ、今回の経験で実感した。

「優勝するためには、最終日に菜々ちゃんのように伸ばさないといけない現実です。ギャラリーの声援が糧になっている感じで、『見習わなければ』と思いました」

 そんな平塚にも、ギャラリーから声援が飛んでいた。菅沼のファンからも「あの子、いいね」「ショットがすごくいい」などの声が漏れていた。試合がテレビ中継された影響もあり、一夜明けた4日午前までにインスタグラムのフォロワ―は約2000人増えていた。

 今週7日開幕のメジャー戦・ワールドレディスサロンパス杯にはQT(ツアー予選会)57位で出場決定。2週後の21日開幕のブリヂストンレディスには、今大会と同様に主催者推薦で出場する。

「毎年、気温が上がるにつれて調子は上がってきます。今はあまりできていないトレーニングやケアも頑張っていこうと思います」

 かつての天才少女は「らしさ」を維持しながら、日々学び、菅沼らトッププロの背中を追っていく。

(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)

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