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生理用品がある「安心感は大きい」 女子バレーボール会場に常設、「学校のロリエ」が描く学生ファーストの未来

多くの女性アスリートが抱える「試合時の月経問題」。特に生理周期が安定していない10代の選手たちは、「突然、試合中にきたらどうしよう」「生理用品の持ち合わせがない」といった不安を常に抱えている。

大学バレーの大会運営を担う全日本大学バレーボール連盟の久米さん(左)と鎗さん(右)。「大学バレーボールは将来の日本代表やSVリーグのスター選手候補の宝庫。ぜひ多くの人に見に来てほしい」(鎗さん)
大学バレーの大会運営を担う全日本大学バレーボール連盟の久米さん(左)と鎗さん(右)。「大学バレーボールは将来の日本代表やSVリーグのスター選手候補の宝庫。ぜひ多くの人に見に来てほしい」(鎗さん)

UNIVASと生理用品ブランド「ロリエ」が共同してサポートを開始

 多くの女性アスリートが抱える「試合時の月経問題」。特に生理周期が安定していない10代の選手たちは、「突然、試合中にきたらどうしよう」「生理用品の持ち合わせがない」といった不安を常に抱えている。

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 こうしたスポーツ界の課題を解決すべく、昨年末、UNIVAS(大学スポーツ協会)と、生理用品ブランド「ロリエ」が推進するプロジェクト「学校のロリエ」がパートナーシップを締結。今年から大学スポーツの試合会場のトイレに生理用品を常設し、アスリートが安心して競技に集中できる環境づくりをサポートする取り組みがスタートした。

 その第一弾として6月、東日本バレーボール大学選手権大会女子関東大会で「学校のロリエ」のプロジェクトを実施。女子大会の会場内では、選手たちやスタッフなどが使用する4箇所のトイレに生理用ナプキンが設置された。

試合会場のトイレに設置された生理用品。誰でも気軽に利用できるように、あえてオープンな洗面台のスペースに設置している
試合会場のトイレに設置された生理用品。誰でも気軽に利用できるように、あえてオープンな洗面台のスペースに設置している

「学校のロリエ」プロジェクトでは、生理用ナプキンを専用のボックスに収めて洗面台などに設置。蓋を開ければ誰でも気軽に取り出せる手軽さも、学生から高く評価されている。

「最近はトイレに生理用品を設置している商業施設も増えましたが、一つもらうのに専用アプリの登録が必要だったりします。急に生理になってトイレに駆け込んだ時は、そんな作業をする気持ちの余裕はありません。やっぱり、パッと開けてすぐに取り出せるのは本当にありがたいです」

 そう話すのは、大会を運営する全日本大学バレーボール連盟の久米葵さん(亜細亜大4年)。久米さん自身も選手だった中学・高校時代、準備していなかったタイミングで突然生理が始まり、困った経験があったと言う。「特に試合の時は、少しでも不安があるとプレーに集中できなくなります。生理周期が安定していない選手もいるので、いつでもトイレに行けば生理用品があるという安心感はすごく大きいです」

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長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。人物インタビュー、ヘルスケア、ダイエット、トレーニングの分野を軸に、雑誌、書籍等で編集・執筆を行う。担当書籍に『すごい股関節』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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