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「私の生理は“普通”ですか?」 女子選手が把握すべき“月経の周期と出血の期間”

スポーツを習い始めたばかりの小学生、部活に打ち込む中高生、それぞれの高みを目指して競技を続ける大学生やトップカテゴリーの選手。「THE ANSWER」は、すべての“女子選手たち”に届ける、ココロとカラダの新連載「女性アスリートのカラダの学校」をスタート。小学生からオリンピアンまで指導する須永美歌子先生が、体やコンディショニングに関する疑問や悩みに答えます。第1回のテーマは「私の生理、はたして“ふつう”?」。

第1回のテーマは「私の生理、はたして“ふつう”?」
第1回のテーマは「私の生理、はたして“ふつう”?」

新連載「女性アスリートのカラダの学校」―「ふつうの生理」ってどんな状態?

 スポーツを習い始めたばかりの小学生、部活に打ち込む中高生、それぞれの高みを目指して競技を続ける大学生やトップカテゴリーの選手。「THE ANSWER」は、すべての“女子選手たち”に届ける、ココロとカラダの新連載「女性アスリートのカラダの学校」をスタート。小学生からオリンピアンまで指導する須永美歌子先生が、体やコンディショニングに関する疑問や悩みに答えます。第1回のテーマは「私の生理、はたして“ふつう”?」。

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 私は日本体育大学で運動生理学の研究をしています。運動生理学をざっくり説明すると、「どんな運動をしたら筋肉がつくのか、脂肪がなくなるか」など、運動時に体がどのように変化するのかを学ぶ学問です。そのなかでも私は月経とコンディションの関係を専門に研究しています。

 スポーツをする女性の多くは、月経を「イヤなもの」「面倒なもの」など、ネガティブに捉えがちです。私自身も学生時代は陸上部だったので、スポーツを続けながら、毎月やってくる月経と、どう付き合っていくかに悩んでいました。ですから、「生理がなければ超楽なのに」と考える気持ちもすごくわかります。

 とはいえ、月経は女性の特性の一つ。どれだけ「来月からなくなって!」と気合を入れても、なくなりませんよね。むしろ、女性にとって必要なもの。ゆううつなこともありますが、逆に月経のサイクルを生かしたコンディショニングはできないかな? トレーニングプログラムも開発できたらすごくいいのでは? そんな風に考えたことが、研究を始めるきっかけになりました。

「ツラい」「面倒くさい」と思われてしまう生理ですが、実は今の体は健康か否か、将来にわたってスポーツができる状態かどうかを知るうえで、大事な物差しになります。その理由や、体やコンディショニングにどう影響しているのかも、この連載で少しずつお話しをしていきますね。

 さて、今回のテーマは「私の生理、はたして“ふつう”?」です。本題入る前にまずは2つ質問。自分に当てはまるかどうかを「イエス」か「ノー」かで答えてください。

Q.1 あなたの月経の周期は25日~38日の間ですか?
Q.2 あなたの月経での出血は3日~7日ですか?

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須永 美歌子

日本体育大学教授、博士(医学)。日本オリンピック委員会強化スタッフ(医・科学スタッフ)、日本陸上競技連盟科学委員、日本体力医学会理事。運動時生理反応の男女差や月経周期の影響を考慮し、女性のための効率的なコンディショニング法やトレーニングプログラムの開発を目指し研究に取り組む。大学・大学院で教鞭を執るほか、専門の運動生理学、トレーニング科学の見地から、女性トップアスリートやコーチを指導。著書に『女性アスリートの教科書』(主婦の友社)、『1から学ぶスポーツ生理学』(ナップ)

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビューや健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌などで編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(共に中野ジェームズ修一著、サンマーク出版)、『つけたいところに最速で筋肉をつける技術』(岡田隆著、サンマーク出版)、『カチコチ体が10秒でみるみるやわらかくなるストレッチ』(永井峻著、高橋書店)など。

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