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クラファン3日で1000万超え 協会が感じた“ラクロスの底力”「絆はここまで強いか」

日本全国に緊急事態宣言が発令され、今、日本ではあらゆる活動が休止状態にある。大学もその多くが休校、もしくは在宅でのオンライン講座となり、キャンパスはひっそりと静まり返っている。いつもであれば、部活動やサークルも新入生の勧誘活動で大忙しのはずだが、今年はそれも行えず。頭を抱えている学生も多いだろう。

日本ラクロス協会理事・安西渉氏【写真提供:日本ラクロス協会】
日本ラクロス協会理事・安西渉氏【写真提供:日本ラクロス協会】

コロナ禍で大学が休校、ラクロス界を支える新入生勧誘に代わるアイディアとは…

 日本全国に緊急事態宣言が発令され、今、日本ではあらゆる活動が休止状態にある。大学もその多くが休校、もしくは在宅でのオンライン講座となり、キャンパスはひっそりと静まり返っている。いつもであれば、部活動やサークルも新入生の勧誘活動で大忙しのはずだが、今年はそれも行えず。頭を抱えている学生も多いだろう。

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 ラクロスもまた、新入生勧誘活動ができずに打撃を受けているスポーツの1つだ。日本ラクロス協会には約1万8000人の会員が登録されているが、その約7~8割にあたる1万3~4000人は大学生。新入生の勧誘は競技そのものの存続を左右しかねないキーポイントにもなっている。全国には170を超える大学に、男女合わせて250チーム以上のラクロス部が存在。それぞれリモートによる新入生勧誘プロジェクトに乗り出しているが、彼らの活動をサポートしようと立ち上がったのが日本ラクロス協会だった。

 日本ラクロス協会では、新入生にラクロスの良さ、楽しさを知ってもらうためにインスタグラムやツイッターなどSNS上に大規模な広告を打つこと決定。これに伴う資金をクラウドファンディングで募ることにした。「Keep The Future of Lacrosse ラクロスの未来をつなごう。」と題し、4月17日から「READYFOR」で始まったプロジェクトは、公開からわずか2時間で第1目標の200万円を突破。9時間後には第2ゴールの500万円を超え、3日後には1000万円に達する支援が集まった。

「ラクロスコミュニティーの絆はここまで強いか、とビックリしました」と語るのは、広告費を捻出するためのクラウドファンディングを発案した日本ラクロス協会理事・安西渉氏だ。現在、千葉大学男子ラクロス部でGMとコーチを務める安西氏は、発案までの経緯について、こう話す。

「日本ではラクロスはカレッジスポーツの印象が強いため大学に入るまでラクロスを知らない人が多いんです。他のスポーツであれば、大学で野球をしよう、サッカーをしようという流れになるんですけど、初めからラクロスが選択肢に上がることは少ない。だから、新入生勧誘のタイミングで、ラクロスの魅力や存在そのものを知ってもらうことはとても大切です。

 現役の学生たちはオンラインでのアプローチや情報発信に積極的に取り組んでいますが、現状では元々ラクロスを知っている人にしか届かない。このままでは学生の努力が実を結ばないのでは、と思い、協会としてラクロスを知らない人に魅力を伝えるサポートができないかと考えた時、SNSにラクロスそのものの広告を打つことだろうという結論に達しました」

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