[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

pickupの記事一覧

  • 73歳名将が女子ラグビー初指導の理由 大学日本一6度、10年ぶり指導で「ハッと気づかされた」

    2023.04.24

    1990~2000年代に大学ラグビー界を席巻した関東学院大学を率いた春口廣元監督が、今季から女子チーム「YOKOHAMA TKM(横浜TKM)」監督に就任した。無名のチームを大学選手権優勝6回、リーグ戦優勝10回の常勝軍団に鍛えた名将だが、強豪高校からのエリート選手や留学生らに頼らず、体育会的な上下関係などの因習に囚われずに常勝チームを鍛え上げた。部員の不祥事なども影響してチームを離れて10年。73歳で新たな挑戦を始めた名将に、女子チームという別次元の“第2章”に敢えて飛び込んだ思いと、課題、そして往年の大学最強チームを築いた指導者が考える学生スポーツの理想と現実を聞いた。(取材・文=吉田 宏)

  • 灰色→青に変わった川崎のイメージ 転機から22年、「逃げられる街」を染めたフロンターレの色

    2023.04.23

    1993年5月15日、国立競技場での「ヴェルディ川崎VS横浜マリノス」で幕を開けたJリーグは今年、開幕30周年を迎えた。国内初のプロサッカーリーグとして発足、数々の名勝負やスター選手を生み出しながら成長し、93年に10クラブでスタートしたリーグは、今や3部制となり41都道府県の60クラブが参加するまでになった。この30年で日本サッカーのレベルが向上したのはもちろん、「Jリーグ百年構想」の理念の下に各クラブが地域密着を実現。ホームタウンの住民・行政・企業が三位一体となり、これまでプロスポーツが存在しなかった地域の風景も確実に変えてきた。

  • 「こんなにレベル高いのか」 憧れのスペイン移籍初日、乾貴士のサッカー観を変えた衝撃

    2023.04.22

    サッカー日本代表の歴代アタッカーの中でも、乾貴士(清水エスパルス)は多くの人の記憶に残るキャリアを歩んだと言えるだろう。野洲高校2年時に攻撃的なスタイルを貫くチームで全国制覇を経験。プロ入り当初は苦しむも23歳でドイツ2部へ移籍すると、着実にステップアップを果たし2015年に念願のスペインへ。名門バルセロナから敵地カンプ・ノウで2ゴールを奪うなど憧れの舞台で躍動。18年ロシアW杯の日本代表メンバーに滑り込み、セネガル戦とベルギー戦で世界を驚かせる一撃を決めた。

  • 丸刈り強要やお茶当番を廃止 深刻な野球離れ阻止へ、2人の中学教師が地域と取り組む育成改革

    2023.04.21

    近年加速する日本の少子化は様々な社会問題を引き起こす要因であり、その対策は急務なものとして活発に議論されているが、部活動の現場に目を向ければ影響はすでに形となって表れている。部員が集まらずにチームを組めない、部活動自体が消滅し子供たちが幼少期から親しんだ競技を続けることができない――。教育現場や各スポーツ団体で大きな変革が求められている今、様々なアイデアで部活動の“新たなカタチ”を模索する動きを追う連載「少子化とブカツの未来」。中学軟式野球部の競技人口減少を受け、埼玉県川口市で発足した「川口市野球人口増加プロジェクト」と、越谷市で動き出した『野球の街越谷』実行委員会の取り組み。後編では、その中心として動く2人の中学教師の想いに迫った。(取材・文=河野 正)

  • 巨人&西武で学んだ12年 東北学院大・星孝典監督、プロ野球生活で磨かれた指導者の原点

    2023.04.21

    今年2月、母校である東北学院大学硬式野球部の監督に就任した星孝典氏(40歳)。現役時代は同大から直接プロ入りする初めての選手となり、巨人、西武で計12年間プレーした。また引退後もNPBに残り、西武、楽天で計6年間コーチ経験を積んだ。“指導者気質”な性格は、プロ野球の荒波に揉まれた現役時代に形成されたもの。指導者・星孝典の原点に迫る。(取材・文=川浪 康太郎)

  • 元巨人&西武の星孝典、なぜ母校監督に? 学生主体の部活に見た危うさと湧き上がった使命感

    2023.04.20

    今年2月、東北学院大学硬式野球部の監督にOBで元巨人、西武の星孝典氏(40歳)が就任した。宮城県名取市出身の星は仙台育英高、東北学院大を経て、2004年のドラフト6巡目で巨人に入団。11年にトレードで西武に移籍し、2球団で捕手として計12年間プレーした。現役引退後は西武、楽天でコーチを務め、今春から18年ぶりに母校のユニホームに袖を通す。監督就任までの経緯や、学生野球の指導者としての展望を取材した。(取材・文=川浪 康太郎)

  • 日本人監督の欧州進出へ、指導者ライセンス改革が必要 モラス雅輝「このままでは認められない」

    2023.04.19

    Jリーグ創設から今年で30年、今や両手で数えきれないほど多くの選手が若くして欧州トップレベルのリーグに挑むなど、日本サッカーは着実に前進し続けてきた。一方で、指導者やクラブ経営などの分野に目を向けると、歴史ある欧州サッカー界の知見を持つ日本人はまだ限られているのが実情だ。1990年代に16歳でドイツに渡り、オーストリアで指導者となったモラス雅輝氏。その後Jリーグの浦和レッズとヴィッセル神戸でコーチを務め、現在はオーストリア2部ザンクト・ペルテンでテクニカルダイレクターを務めている。

  • 「泣きながら練習に行った」乾貴士の少年時代 “セクシーフットボール”へ導いた先輩への憧れ

    2023.04.18

    サッカー日本代表の歴代アタッカーの中でも、乾貴士(清水エスパルス)は多くの人の記憶に残るキャリアを歩んだと言えるだろう。野洲高校2年時に攻撃的なスタイルを貫くチームで全国制覇を経験。プロ入り当初は苦しむも23歳でドイツ2部へ移籍すると、着実にステップアップを果たし2015年に念願のスペインへ。名門バルセロナから敵地カンプ・ノウで2ゴールを奪うなど憧れの舞台で躍動。18年ロシアW杯の日本代表メンバーに滑り込み、セネガル戦とベルギー戦で世界を驚かせる一撃を決めた。

  • 女子ゴルフ双子V・岩井姉妹を支えた「地元練習場」の62歳 小3から知る2人の「優勝争い」を予言

    2023.04.17

    女子ゴルフのKKT杯バンテリンレディスオープン(熊本空港CC)は16日、20歳・岩井明愛のツアー初優勝で幕を閉じた。昨季は妹の岩井千怜(ともにHonda)が2勝しており、男女を通じて史上初の双子によるレギュラーツアーVを果たした。2人を小学3年から指導してきた62歳の永井哲二コーチは、1つの壁を突破した明愛がさらに強くなること、姉妹での優勝争いが近い将来に現実となることを予測した。(取材・文=柳田 通斉)

  • 頓挫しかけた世界戦興行 プロモーター亀田興毅、ドタバタ劇の裏に決意「若いボクサーのために」

    2023.04.17

    ボクシングの重岡優大と弟・銀次朗(ともにワタナベ)が16日、東京・代々木第二体育館で行われた世界ミニマム級暫定王座決定戦でそろって勝利を収め、同日同階級では世界初の「兄弟世界王者誕生」の快挙を達成した。日本の兄弟世界王者は亀田3兄弟、井上尚弥&拓真に続く3組目。WBC3位の優大は同級7位ウィルフレッド・メンデス(プエルトリコ)に7回25秒KO勝ち、IBF4位の銀次朗は同級3位レネ・マーク・クアルト(フィリピン)に9回2分55秒KO勝ちした。

  • 「オラァ!何や今の!」 勝っても響いたオヤジの怒号、世界王者・重岡兄弟に根付くKO主義の原点

    2023.04.17

    ボクシングの重岡優大と弟・銀次朗(ともにワタナベ)が16日、東京・代々木第二体育館で行われた世界ミニマム級暫定王座決定戦でそろって勝利を収め、同日同階級では世界初の「兄弟世界王者誕生」の快挙を達成した。日本の兄弟世界王者は亀田3兄弟、井上尚弥&拓真に続く3組目。WBC3位の優大は同級7位ウィルフレッド・メンデス(プエルトリコ)に7回25秒KO勝ち、IBF4位の銀次朗は同級3位レネ・マーク・クアルト(フィリピン)に9回2分55秒KO勝ちした。

  • WBCの熱狂の裏で中学軟式野球に迫る危機 10年で部員数が半減、少子化だけではない要因

    2023.04.15

    近年加速する日本の少子化は様々な社会問題を引き起こす要因であり、その対策は急務なものとして活発に議論されているが、部活動の現場に目を向ければ影響はすでに形となって表れている。部員が集まらずにチームを組めない、部活動自体が消滅し子供たちが幼少期から親しんだ競技を続けることができない――。教育現場や各スポーツ団体で大きな変革が求められている今、様々なアイデアで部活動の“新たなカタチ”を模索する動きを追う連載「少子化とブカツの未来」。今回は中学生年代の軟式野球部の競技人口減少を受けて、埼玉県川口市で発足した「川口市野球人口増加プロジェクト」と、越谷市で動き出した『野球の街越谷』実行委員会の取り組みを紹介する。(取材・文=河野 正)

  • 南野拓実は「綺麗な発音でドイツ語を話す」 欧州挑戦と語学力、モラス雅輝が選手に求める覚悟

    2023.04.14

    Jリーグ創設から今年で30年、今や両手で数えきれないほど多くの選手が若くして欧州トップレベルのリーグに挑むなど、日本サッカーは着実に前進し続けてきた。一方で、指導者やクラブ経営などの分野に目を向けると、歴史ある欧州サッカー界の知見を持つ日本人はまだ限られているのが実情だ。1990年代に16歳でドイツに渡り、オーストリアで指導者となったモラス雅輝氏。その後Jリーグの浦和レッズとヴィッセル神戸でコーチを務め、現在はオーストリア2部ザンクト・ペルテンでテクニカルダイレクターを務めている。

  • 「大谷翔平は日本への愛情を示した」 WBCで世界の一流カメラマンが撮影した「侍ジャパンの絆」

    2023.04.14

    プロのカメラマンは世界最高峰の舞台で何を意識し、何を見たのか。野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、日本代表「侍ジャパン」が3大会ぶり3度目の優勝。数々の名場面が生まれ、カメラマンは二度と戻らない瞬間を切り取った。

  • 進学・進級で環境が変わる4月 子どもの1日を変える3つの朝の習慣 勉強の集中力にも影響

    2023.04.13

    栄養・食事の観点からジュニア世代の成長について指南する、「THE ANSWER」の保護者向け連載「強い子どもを育てる ミライ・アスリートの食講座」。プロ野球・阪神タイガースなどで栄養サポートを行う公認スポーツ栄養士・吉谷佳代氏が講師を務め、わかりやすくアドバイスする。第38回は「子どもの1日を変える朝の習慣」について。

  • W杯決勝のPK戦4人目を蹴った舞台裏 12年経っても熊谷紗希に息づく「W杯を楽しまないと損」

    2023.04.12

    サッカーのFIFA女子ワールドカップ2023(W杯)が7月にオーストラリア・ニュージーランド共催で行われる。3大会ぶり世界一をかけて挑む日本代表・なでしこジャパン。選手たちは並々ならぬ闘志を燃やしている。2011年大会の優勝メンバーであるDF熊谷紗希に「BEYOND(~超えて)」をテーマにインタビュー。当時20歳にして決勝・米国戦でPK戦4人目のキッカーを託された舞台裏を明かし、32歳で迎えるW杯への想いを語った。(取材・文=藤井 雅彦)

  • パワハラを起こす「7つの習慣」とは 8年前に体罰で辞任、過ち語る高校ラグビー元監督の願い

    2023.04.10

    自らの失敗を後輩指導者たちの部活指導に生かしてほしい――。そんな思いで講演や勉強会を続ける強豪ラグビー部の元監督がいる。松井英幸。千葉・流通経済大柏高ラグビー部を、創部当時から指導を続けて花園出場25回、関東を代表するチームに育てた名将だ。初の全国制覇を目指してチームを強化していた2015年に、選手への暴力行為の責任を取って現場を離れ、スポーツ指導とは何かを自問し、学び続けてきた。現在は一般財団法人日本プロスピーカー協会スポーツ部会長として監督・コーチ、父母らへの講演を展開する“ラグビー界のしくじり先生”に、自らの失敗も踏まえて部活の現場で指導者に求められる姿を聞いた。(取材・文=吉田 宏)

  • 10代若手が30歳の選手と戦う重要性 日本サッカーの“空洞化”回避にモラス雅輝が持論

    2023.04.09

    Jリーグ創設から今年で30年、今や両手で数えきれないほど多くの選手が若くして欧州トップレベルのリーグに挑むなど、日本サッカーは着実に前進し続けてきた。一方で、指導者やクラブ経営などの分野に目を向けると、歴史ある欧州サッカー界の知見を持つ日本人はまだ限られているのが実情だ。1990年代に16歳でドイツに渡り、オーストリアで指導者となったモラス雅輝氏。その後Jリーグの浦和レッズとヴィッセル神戸でコーチを務め、現在はオーストリア2部ザンクト・ペルテンでテクニカルダイレクターを務めている。

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