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ベルギー困惑の声明「驚きを禁じ得ない」 次戦相手アメリカFWの出場停止が“執行猶予”に…FIFA決定は「明らかに規定違反」

サッカーのワールドカップ北中米大会で、米国代表を巡る判断が物議を醸している。6日(日本時間7日)の決勝トーナメント2回戦でベルギーとの試合を控えるが、国際サッカー連盟(FIFA)がFWフォラリン・バログンの出場停止処分を保留にすると5日に発表。ベルギー戦に出場可能となったが、ベルギー協会は声明で困惑を表明している。

米国代表のフォラリン・バログン【写真:ロイター】
米国代表のフォラリン・バログン【写真:ロイター】

ワールドカップ北中米大会

 サッカーのワールドカップ北中米大会で、米国代表を巡る判断が物議を醸している。6日(日本時間7日)の決勝トーナメント2回戦でベルギーとの試合を控えるが、国際サッカー連盟(FIFA)がFWフォラリン・バログンの出場停止処分を保留にすると5日に発表。ベルギー戦に出場可能となったが、ベルギー協会は声明で困惑を表明している。

 米国代表のバログンは決勝トーナメント1回戦のボスニア・ヘルツェゴビナ戦で相手の足を踏みつけてしまい、レッドカードで退場。ベルギー戦は出場停止処分となっていた。悪質であるとの声も多かったが一転、規律委員会の決定により出場停止処分が1年間猶予されると発表された。

 これにホワイトハウス公式Xは、ドナルド・トランプ米国大統領からの「FIFAが正しい行いをして、大きな不公正を覆してくれたことに感謝する!」との画像メッセージを投稿。異例の事態で海外メディア、ファンからも疑問や批判の声が多数上がる中、ベルギー王立サッカー協会(RBFA)は公式サイトで「フォラリン・バログンに関して」の声明を発表した。

 RBFAからの声明は以下の通り。

 ◇ ◇ ◇

 RBFAは、出場停止処分を受けているアメリカ代表のフォラリン・バログンについて、FIFAが現地時間7月6日(月)午後5時(シアトル時間)に行われるアメリカ対ベルギー戦への出場を認める決定を下したことに、驚きを禁じ得ません。

 FIFAは、この決定の根拠としてFIFA懲戒規程第27条を挙げています。この条文では、FIFA懲戒委員会は、それまでに科された懲戒処分の執行を停止することを決定できると定めています。

 しかしながら、同じFIFA懲戒規程の第66条第4項では、退場(レッドカード)は自動的にチームの次の試合での出場停止につながることが明確に規定されており、今回のFIFAワールドカップでこれまでに提示されたすべてのレッドカードについても、そのように運用されてきました。

 さらに、上記とは別に、この決定は2026 FIFAワールドカップ大会規則第10条第5項の規定にも明らかに反しています。同条には次のように定められています。

「選手またはチーム関係者が、直接または間接のレッドカード(2回目の警告)により退場処分を受けた場合、その者は自動的にチームの次の試合への出場停止処分を受ける。さらに、追加の制裁が科される場合もある」

 この出場停止が自動的に適用されるという原則は、2026年5月12日に全参加加盟協会へ配布された2026 FIFAワールドカップ通達第16号でも明確に再確認されています。

 また、この同じルールは、各試合前に開催される2026 FIFAワールドカップの試合調整会議でも毎回確認されており、大会のすべてのワークショップ資料にも記載されています。

 本大会および将来のFIFAワールドカップにおいて、参加するすべてのチームの正当な権利を守り、サッカーにおけるフェアプレーという基本原則を維持するため、RBFAはあらゆる対応策について検討を進めています。

 ◇ ◇ ◇

 海外メディアでは、トランプ大統領がFIFAのインファンティーノ会長に直接電話し、処分の再検討を申し入れたとの報道もある。

(THE ANSWER編集部)



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