カーボベルデ、世紀の番狂わせならずも大健闘 王者アルゼンチンに2度追いつく死闘…人口59.9万人の島国、延長で力尽く【W杯】
サッカーの北中米ワールドカップ(W杯)は3日(日本時間4日)、決勝トーナメント1回戦(米マイアミ・スタジアム)で前回王者アルゼンチンと初出場カーボベルデが対戦。アルゼンチンが延長戦の末、3-2で勝利した。カーボベルデは2度追いつく死闘。FIFAランク1位の強豪国を、同67位の小国が苦しめた。

北中米ワールドカップ
サッカーの北中米ワールドカップ(W杯)は3日(日本時間4日)、決勝トーナメント1回戦(米マイアミ・スタジアム)で前回王者アルゼンチンと初出場カーボベルデが対戦。アルゼンチンが延長戦の末、3-2で勝利した。カーボベルデは2度追いつく死闘。FIFAランク1位の強豪国を、同67位の小国が苦しめた。
人口59.9万人、面積は日本で比較すると滋賀県程度という小さな島国カーボベルデが大健闘。それでも世紀の番狂わせとはならなかった。
先制したのは王者アルゼンチン。39歳のスターFWリオネル・メッシが今大会7得点目の先制ゴールだ。前半29分、後方からのスルーパスに抜群のタイミングで抜け出し、浮き球を完璧にトラップ。ピタリと足元に落としたボールを確実にゴールへ蹴りこんだ。
このままアルゼンチンのペースかと思われた後半14分、カーボベルデは右からライアン・メンデスが相手の股を通すパスを送り、最後はデロイ・ドゥアルテが角度のない位置から右足。同点ゴールを決め、スタジアムは騒然となった。
試合は延長戦に突入。前半2分にリサンドロ・マルティネスのゴールでアルゼンチンが勝ち越した。しかし同13分、シドニー・ロペス・カブラルが衝撃のゴラッソ。ペナルティエリア左に侵入直後、右足で叩き込んで同点に持ち込んだ。後半、アルゼンチンはCKからクリスティアン・ロメロがヘディング弾。三度リードを奪った。
カーボベルデはグループリーグ3戦いずれも引き分けで勝ち上がってきた。スペインを相手に0-0に持ち込むなど、40歳GKヴォジーニャを中心に粘り強く戦ってきた。ヴォジーニャはこの日も決定機でメッシが放ったシュートを止めるなど、固い守備で戦い抜いた。
最後は力尽きたカーボベルデ。大金星に迫りながらも届かず、選手は座り込んだ。メッシもピッチで健闘をたたえ合った一戦。強烈なインパクトを残し、台風の目がワールドカップを去る。
■カーボベルデとは
外務省の基礎データによると、面積は4033平方キロメートル、人口は59.9万人。アフリカ大陸の西、大西洋に浮かぶ島国。首都プライア。主要産業は農業(バナナ、サトウキビ)、漁業(マグロ、ロブスター)。1975年7月にポルトガルから独立した。海外メディアによると、今大会のメンバーは約半数が海外生まれ。欧州拠点の選手がカーボベルデでの出場を選んでいるという。
(THE ANSWER編集部)
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