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揺れる韓国、敗退から一夜で監督辞任「責任は全て私に」 大統領からも異例の批判、任期半年残し【W杯】

サッカー北中米ワールドカップ(W杯)の1次リーグで1勝2敗に終わり、32か国による決勝トーナメントに進めなかった韓国が揺れに揺れている。大統領の異例の発言から政治の介入を明言。さらに日本時間の29日未明にはホン・ミョンボ監督が辞任を発表した。

サッカー韓国代表のホン・ミョンボ監督【写真:ロイター】
サッカー韓国代表のホン・ミョンボ監督【写真:ロイター】

大統領が異例の発信、監督官庁へ指示「徹底的な対策を」

 サッカー北中米ワールドカップ(W杯)の1次リーグで1勝2敗に終わり、32か国による決勝トーナメントに進めなかった韓国が揺れに揺れている。大統領の異例の発言から政治の介入を明言。さらに日本時間の29日未明にはホン・ミョンボ監督が辞任を発表した。

 韓国は南アフリカに0-1で敗れて1次リーグA組の3位が決まった後、他力での決勝トーナメント(T)進出を期待するしかなくなった。各組の3位国中、成績上位の8か国は進めるシステムだったからだ。ただこの希望も、27日(日本時間28日)にコンゴ民主共和国がウズベキスタンを3-1で破った時点でついえた。

 28日の午後、イ・ジェミョン大統領は自身のXで異例の声明を発表した。「私も以前は名誉プロサッカー団長であり、心境的には赤い悪魔(韓国サッカー応援団)として、予想外の結果に戸惑いを越えて呆然とする思いです」と、代表の戦いに触れるものだった。大統領はソンナム(城南)市長を務めた際、Kリーグの城南FCのオーナーだったことがある。

 さらに「結局、人事が万事であることが再び証明されました。能力よりも身内びいきを重視して無能な人を指揮官に選べば、結果は火を見るより明らかです」と続け、ホン・ミョンボ監督とサッカー協会を厳しく批判した。

「国民を虚脱感に陥れた今回のワールドカップ本戦出場失敗は、組織と人事の失敗によるもの」と位置づけ「ワールドカップ出場にも多額の国民の血税と国家的な支援体制が投入されているだけに、文化体育観光部においては今回の事態の正確な状況把握、原因分析、再発防止および改善に向けた対策を徹底的に講じていただくようお願いいたします」と監督官庁にメスを入れるよう求めた。

 これを受け、政治はもう動き始めているようだ。韓国メディア「デイリーアン」は「文化体育観光部のチェ・フィヨン長官が、サッカー行政全般に対する高強度の監査を予告した」と伝えている。「身を切る覚悟で、大々的な刷新をスピード感を持って推進する」「惨憺たる今回の結果がどのような原因から生じたものなのか、専門家による委員会を構成して徹底的に調査し、その過程で露呈する無能とずさんさに対しては、それに見合う責任を厳重に問う」と予告したという。

 日本時間の29日未明には、合宿地のメキシコで代表チームが会見を開き、ホン・ミョンボ監督が辞任を発表。本来の任期は来年1月のアジアカップまでだった。「いつも代表チームを応援してくださる国民の皆様に、心からお詫び申し上げます」「国民の皆様が期待されていた結果を、最後までお見せすることができませんでした。その責任はすべて、監督である私にあります」とする声明を発表した。

(THE ANSWER編集部)



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