W杯で「レッドカードに値」危険タックル判定に疑問 「特別扱いか?」メッシを巡る米記者の主張
サッカー北中米ワールドカップ(W杯)で1次リーグJ組のアルゼンチンは16日(日本時間17日)、米カンザスシティでアルジェリアと対戦。6大会連続出場の38歳、リオネル・メッシがいきなりハットトリックの大活躍で世界を沸かせた。一方で、接触シーンではカードが提示されず。米メディアは「イエローカードが最も妥当であり、レッドカードもあり得た」と指摘している。

1次リーグJ組
サッカー北中米ワールドカップ(W杯)で1次リーグJ組のアルゼンチンは16日(日本時間17日)、米カンザスシティでアルジェリアと対戦。6大会連続出場の38歳、リオネル・メッシがいきなりハットトリックの大活躍で世界を沸かせた。一方で、接触シーンではカードが提示されず。米メディアは「イエローカードが最も妥当であり、レッドカードもあり得た」と指摘している。
メッシは前半17分に先制ゴールを決めると、後半15分にこぼれ球に反応して2点目を挙げた。さらに後半31分にもゴールネットを揺らし、初戦でいきなりハットトリックを達成。クローゼ(ドイツ)が保持するW杯最多16得点に並んだ。
一方、アルジェリアのマンディとの競り合いでは、米メディアが判定に疑問を抱くシーンも。メッシの左足の裏が、マンディの右ふくらはぎにまともに入った。メッシのファウルにはなったが、イエローカードは出なかった。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は、「アルゼンチンがアルジェリアを破った試合で、リオネル・メッシが魔法のようなハットトリックを達成――しかし彼は退場させられるべきだったのだろうか?」という見出しで記事を公開。判定へ疑問を投げかけている。
執筆したオリバー・ケイ記者は「彼がいかに卓越していて、まったく止められない存在であったとしても、輝かしいキャリアの中で何度か、対戦相手──そして間違いなく相手ファン──からは、メッシが審判から『特別扱い』を受けているのではないかという指摘がなされてきた」とつづった。
続けて「確かなのは、アルジェリア戦で1点目と2点目を決めた間に、彼は運に恵まれていたということだ。マンディへのチャレンジでは、メッシはマンディの右ふくらはぎとアキレス腱付近に接触しており、このプレーは少なくともイエローカード、場合によってはレッドカードに値した可能性があった」と指摘。「しかしポーランド人の主審シモン・マルチニアクは、これを警告ではなくフリーキックの判定にとどめることにした」としている。
「奇妙な出来事だった。マンディはボールをしっかりと保持しており、特に速く進んでいるわけでもなく、メッシの位置からボールを奪える見込みはほとんどなかった。あのようにスパイクを突き出したまま飛び込むようなタックルを仕掛けたことは、理解しがたい行為であり、危険であることは言うまでもなかった」
ファウルシーンを解説したケイ記者は、「特別扱いなのか?――少なくとも審判の判定は寛大だった。一般的に予想される結果としてはイエローカードが最も妥当であり、レッドカードもあり得た。しかしメッシが何の処分も受けずに済んだのは間違いなく幸運だった」と結んでいる。
(THE ANSWER編集部)
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