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「3タッチですべて変えた」 松井大輔も脱帽した浅野拓磨V弾とドイツから大金星の価値

サッカー日本代表は23日、カタール・ワールドカップ(W杯)のグループリーグ初戦でドイツ代表と対戦し、2-1と劇的な逆転勝利を収めた。W杯で4度の優勝を誇る強豪に対し、前半33分にPKから先制点を献上したが、後半にシステム変更と選手交代によってリズムを作ると、同30分に堂安律、同38分に浅野拓磨がゴールを決め、ドイツから大金星を挙げた。最高の形で大会をスタートさせた日本代表の姿を、元日本代表MF松井大輔(Y.S.C.C.横浜)はどのように見たのか。2010年南アフリカW杯でベスト16進出に貢献したアタッカーは、初戦でドイツから歴史的な勝利を手にした要因として、指揮官の攻撃的な采配と浅野の卓越した技術を称えている。(取材・文=藤井 雅彦)

浅野拓磨が絶妙なトラップから決勝ゴールを決めた【写真:ロイター】
浅野拓磨が絶妙なトラップから決勝ゴールを決めた【写真:ロイター】

W杯経験者の松井大輔が見たドイツ戦、歴史的な逆転勝利を生んだシステム変更

 サッカー日本代表は23日、カタール・ワールドカップ(W杯)のグループリーグ初戦でドイツ代表と対戦し、2-1と劇的な逆転勝利を収めた。W杯で4度の優勝を誇る強豪に対し、前半33分にPKから先制点を献上したが、後半にシステム変更と選手交代によってリズムを作ると、同30分に堂安律、同38分に浅野拓磨がゴールを決め、ドイツから大金星を挙げた。最高の形で大会をスタートさせた日本代表の姿を、元日本代表MF松井大輔(Y.S.C.C.横浜)はどのように見たのか。2010年南アフリカW杯でベスト16進出に貢献したアタッカーは、初戦でドイツから歴史的な勝利を手にした要因として、指揮官の攻撃的な采配と浅野の卓越した技術を称えている。(取材・文=藤井 雅彦)

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 1点ビハインドで折り返した後半開始と同時に、森保一監督が大胆に動く。久保建英を下げて冨安健洋をピッチに送り出し、システムを4-2-3-1から3-4-3へ変更。後半12分に浅野拓磨と三笘薫を同時投入し、さらに同26分には堂安律を、同30分には南野拓実をピッチへ送り込む。こうしてドイツから勝ち点3を奪うための布陣が完成した。

 元日本代表で10年南アフリカW杯を経験している松井は、一連の采配について興奮冷めやらぬ様子で力説する。

「左サイドは三笘選手がウイングバックで、南野選手が前に入る形。右サイドは伊東純也選手がウイングバックで、堂安選手がその前。さらに鎌田大地選手がボランチという、これまで見たことのない布陣がハマった。森保監督は腹を括った采配で、『絶対に点を取るんだ』という強い意志を目に見える形で表現しました。具体的には、前半から抱えていた守備の問題を解消すると同時に、苦しんでいたビルドアップでもボールが動くようになりました。『攻撃は最大の防御』という定説を大舞台で証明し、改めて攻める重要性に気付かせてくれました。1点ではなく2点取りにいったからこそ、引き分けではなく歴史的な勝利を手にできたのでしょう」

 勝利を呼び込んだ2ゴールもインパクト大だった。

 後半30分、左サイドを三笘と南野のコンビネーションで崩し、折り返したボールのこぼれ球に堂安が左足を振り抜いてゴールネットを激しく揺らす。得点後のアクションでも気持ちの強さを見せた背番号8は、松井の目にどのように映ったのか。

「三笘選手が得意とする左サイドからの仕掛けで、ポケットに侵入した南野選手が折り返した時点でゴール前の枚数がしっかり揃っていました。完璧なゴールです。そして堂安選手の良さは気持ちの強さ。特に前線の選手は、自分がやってやるんだ、という気持ちを持っていないとダメ。そういう強い気持ちを持った選手のところにボールがこぼれてくるんです。南アフリカW杯で言えば、(本田)圭佑がまさにそういった存在でした。逆境に強いタイプの選手が力を発揮した時、チームにものすごく大きなエネルギーをもたらしてくれる典型例です」

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