[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

井上尚弥、KO必至の強打者対決も展開予測不能 「どちらに転んでも…」と判定も視野に

11月7日にさいたまスーパーアリーナで行われるボクシング・ダブル世界戦の公式会見が5日、都内のホテルで行われた。ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝では、WBA・IBF王者・井上尚弥(大橋)がWBAスーパー王者ノニト・ドネア(フィリピン)と激突する。1年超の最強決定戦のフィナーレで、2人は展開を描いているのか。KO決着必至の“高度な殴り合い”が見られそうだ。

井上尚弥【写真:荒川祐史】
井上尚弥【写真:荒川祐史】

決戦まであと2日、バンタム級の強打者2人が描く展開は?

 11月7日にさいたまスーパーアリーナで行われるボクシング・ダブル世界戦の公式会見が5日、都内のホテルで行われた。ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝では、WBA・IBF王者・井上尚弥(大橋)がWBAスーパー王者ノニト・ドネア(フィリピン)と激突する。1年超の最強決定戦のフィナーレで、2人は展開を描いているのか。KO決着必至の“高度な殴り合い”が見られそうだ。


【注目】CW-Xを川澄奈穂美選手がお試し 運動パフォーマンスを支える「股関節サポート機能」って?(W-ANS ACADEMYへ)

 決戦まで2日。ひりつくような緊張感とはまだ遠い。井上とドネア、“新旧バンタム級スター”は優勝者に贈られるモハメド・アリ・トロフィーを挟んで約15秒、視線を交錯させたが、両者ヒートアップするような場面は見られなかった。全てを出すのはリングの上。思いは共通している。

 井上は「決勝まで残り2日。ようやくこの舞台まできたなと。決勝でドネア選手と戦える。一番の望んでいた決勝で戦えるのは楽しみです。ドネア選手はプロ転向前からずっと見てきた選手で、憧れの一人なので、その選手とこの決勝で戦えることが誇り」とまず相手への敬意を口にすれば、ドネアも同様の反応を示した。

「特にこのWBSSの決勝で、イノウエと対戦する事実が特別な気持ちを芽生えさせている」。互いが相手へのリスペクトを持ってリングに上がることになる。

 2人は火花を散らすことはなかったが、リング上ではハイレベルな強打の応酬が予想される。井上は18勝のうち16KOをマーク。現在8連続KO中で、特にバンタム級昇格後の3試合は、世界王者経験者3人を合計441秒でKOするという圧倒的な強さを示している。

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
UNIVAS
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集