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八村塁、前半だけで22得点! 329日ぶり国内凱旋試合で存在感、満員ファンどよめき

バスケットボール世界ランク48位の男子日本代表は12日、同38位のニュージーランド代表との強化試合(千葉ポートアリーナ)と行い、米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズ・八村塁がSFで先発出場。日本は49-43で前半を折り返し、八村は出場15分47秒で22得点、1アシスト、3リバウンドを挙げる活躍を見せている。

SFで先発出場した八村塁【写真:荒川祐史】
SFで先発出場した八村塁【写真:荒川祐史】

6月のNBAドラフト1巡目指名以降初の国内凱旋で先発

 バスケットボール世界ランク48位の男子日本代表は12日、同38位のニュージーランド代表との強化試合(千葉ポートアリーナ)と行い、米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズ・八村塁がSFで先発出場。日本は49-43で前半を折り返し、八村は出場15分47秒で22得点、1アシスト、3リバウンドを挙げる活躍を見せている。


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 6月のNBAドラフト会議で日本人初の1巡目指名を受けた八村は、昨年9月に東京・大田区総合体育館で行われたW杯2次予選・イラン戦以来329日ぶりの国内試合。SFで先発すると第1クオーター(Q)の開始42秒、ゴール下でパスを受けて振り向きざまにシュートを放ち、チーム初得点を奪った。

 背番号8の躍動に満員のスタンドが沸く。日本は18-4でリードすると、八村は第1Q残り4分13秒に控えに回った。わずか5分47秒の出場で10得点。27-16で第1Qを終え、第2Qから再びコートに立った八村は、残り8分16秒で相手のマークを外しながら鮮やかにシュートを放つ。ボールがリングに吸い込まれるたびに、スタンドからはどよめきが起きた。

 フリースローを外す場面が目立ったが、アシストやリバウンドでも存在感を発揮。前半は両チームトップの22得点を挙げ、久々の国内ファンの前で輝きを放っている。

 グリズリーズとツーウェー契約を結ぶ日本人2人目のNBAプレーヤー・渡邊雄太は、2日の練習中に右足首を負傷した影響でベンチから外れた。チームは今後の強化試合として、14日にニュージーランド戦(カルッツかわさき)、22日にアルゼンチン戦、24日にドイツ戦、25日にチュニジア戦(いずれもさいたまスーパーアリーナ)を予定。31日開幕(中国)のW杯1次リーグでは9月1日にトルコ、3日にチェコ、5日に米国と対戦する。

(THE ANSWER編集部)

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