“しょまりん”初陣は4位「僕たちの道を進む」 恩師は目元拭う…3人で万感ハグ 目標五輪「長い道のりの小さな一歩」
フィギュアスケートの東日本選手権は1日、アイスダンスのフリーダンス(FD)が行われた。全日本選手権の予選会を兼ねる大会。前日のリズムダンス(RD)4位だった本田真凜、宇野昌磨組(ともにトヨタ自動車)が公式戦初めてのFDに臨んだ。87.02点、合計145.70点で、初陣は4位。演技後は恩師と3人で労いあった。

フィギュアスケート東日本選手権
フィギュアスケートの東日本選手権は1日、アイスダンスのフリーダンス(FD)が行われた。全日本選手権の予選会を兼ねる大会。前日のリズムダンス(RD)4位だった本田真凜、宇野昌磨組(ともにトヨタ自動車)が公式戦初めてのFDに臨んだ。87.02点、合計145.70点で、初陣は4位。演技後は恩師と3人で労いあった。
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観客席は予選会では異例と言える連日の満員。6分間練習から「しょまりんがんばー!」の声が飛んだ。序盤にリフトで軽やかにスピンし、観客の拍手を浴びるとその後も息を揃えた優雅なスケーティングを披露。フィニッシュでは顔を見合わせてやり切った笑顔を見せ、観客はスタンディングオベーションとなった。
一礼してリンクを降りると、シングル時代に宇野を指導したステファン・ランビエール氏が出迎え、3人でハグを交わした。ランビエール氏は目元を拭うような仕草も。キス・アンド・クライで得点を確認すると、笑顔を作った。今年5月に結成発表した注目カップル。前日のRDでは表情豊かに滑り切り、58.68点だった。
演技を終えた宇野は「FDはリラックスして、RDと違う感じで滑ったなかで、RDよりは明確に点数になったなと思うポイントが多かった。大会に出て良かったと思うところ」とコメント。本田も「今日のほうが落ち着いて、練習のような感覚で終えることができた。細かい修正点はたくさんあるけれど、私たちが結構時間を割いてやってきたリフトでも、レベル4で報われた部分も多かった」と充実感を漂わせた。
宇野は「僕たちはフィギュアスケーターなので、見る人が感動する演技が好き」としつつ、「競技をやるからには点数をしっかり取りに行く。多分僕たちは試合に出れば出るほど成長すると思う。明日以降すぐに改善できる場所もある。僕たちの道を誰にも邪魔されずに進んでいこうと思う」と成長への手応えも語った。
宇野は男子シングルで2018年平昌五輪、2022年北京五輪と2大会連続でメダルを獲得。本田は女子シングルで2016年世界ジュニア選手権を優勝している。ともに2024年に現役引退を表明したが、今年5月にアイスダンスで競技復帰することを発表。決断したのは24年10月で、宇野から本田にオファー。2030年五輪出場を目標に掲げている。
五輪出場へ向けて、本田は「目標は変わっていない。長い道のりの小さな一歩。最後に挨拶したときの景色をみて、やってきてよかったなと思う瞬間でした。強い覚悟を持ってやっているので、どんどんステップアップしていくところを見せたい」と意気込んだ。
アイスダンスはシーズンごとに決められたリズムを使った音楽で滑る「リズムダンス(RD)」と、自由度が高い「フリーダンス(FD)」の合計点で競う。「氷上の社交ダンス」と呼ばれ、音楽を一体化する表現力や芸術性が重視される。シングルやペアで見られるジャンプはない。
【アイスダンス総合結果】
1位 吉田唄菜 / 森田真沙也 175.82
2位 櫛田育良 / 島田高志郎 165.53
3位 紀平梨花 / 西山真瑚 165.32
4位 本田真凜 / 宇野昌磨 145.70
5位 山下珂歩 / 永田裕人 141.33
6位 深瀬理香子 / 田村篤彦 137.15
7位 矢島榛乃 / 北村凌大 109.84
(THE ANSWER編集部)
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