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豊田合成、ジークスター東京下し開幕4連勝 歓喜爆発「負けられなかった」田中大介が強調した理由

ハンドボール・リーグH第4節が30日、東京・ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)で行われ、王座奪還を目指す豊田合成ブルーファルコン名古屋が、ジークスター東京を35-31で下した。豊田合成は開幕から4連勝、ジークスターは今季初黒星を喫した。

豊田合成ブルーファルコン名古屋【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】
豊田合成ブルーファルコン名古屋【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】

ハンドボール・リーグH第4節

 ハンドボール・リーグH第4節が30日、東京・ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)で行われ、王座奪還を目指す豊田合成ブルーファルコン名古屋が、ジークスター東京を35-31で下した。豊田合成は開幕から4連勝、ジークスターは今季初黒星を喫した。

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 豊田合成が「気持ち」でジークスターを上回った。序盤こそ相手GKの好セーブもあって劣勢。前半15分までに5-10と5点差をつけられた。しかし、25分にCB田中大介のゴールで14-14とすると、RB荒瀬簾のゴールで逆転。その後は一度も追いつかれることなく逃げ切った。

 勝利の瞬間、選手たちは両手を突き上げて喜びを爆発させた。リーグ戦はまだ始まったばかりだし、昨季も2戦2勝している相手。それでも、喜びが大きかったのは「何が何でも勝つ」という強い思いがあったからだ。

「すごくモチベーションを上げて試合に臨めた」と司令塔の田中は振り返った。リーグ6連覇を逃した昨オフ、チームの中心だった日本代表CB水町孝太郎が退団。ジークスターに移籍した。3年前のリーグH発足で活発化した移籍の中でも、今季最大の目玉。注目されるのも当然だった。

 日本代表として9月のアジア大会まで同じチームでプレーした田中は、1年先輩との「初対戦」を「水町さんのプレーは勉強になります。ジークスターの足りなかった部分を補い、さらに強くなった感じ」。そして「だからこそ、負けられなかった」と強い口調で言った。

 古巣に敗れた水町は「僕らも負けられない気持ちで戦ったけれど、相手が上でした」と悔しそうに話した。「合成は(昨季6連覇を逃して)もう王者ではないけれど、しっかりと勝ち切る強さがある。逆にジークスターは上位といい試合をしても勝ちきれないのが弱点」と分析した。

 今季は水町の他にGK宮城風太もジークスターに移籍。元豊田合成のPV橋本明雄も活躍している。「合成から行った選手がたくさんいますから、モチベーションは自然と上がりますね」と田中。V奪還へ、豊田合成は「気持ち」のこもった試合で大きな1勝を手にした。

(荻島 弘一 / Hirokazu Ogishima)


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荻島 弘一

1960年生まれ。大学卒業後、日刊スポーツ新聞社に入社。スポーツ部記者としてサッカーや水泳、柔道など五輪競技を担当。同部デスク、出版社編集長を経て、06年から編集委員として現場に復帰する。山下・斉藤時代の柔道から五輪新競技のブレイキンまで、昭和、平成、令和と長年に渡って幅広くスポーツの現場を取材した。

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