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涙の予選落ち→100人超のサイン列へ「やります」 女子ゴルフ期待の22歳・吉澤柚月は悔しさ糧に

国内女子ゴルフツアー・樋口久子 三菱電機レディス第2日が31日、埼玉・武蔵丘GC(6690ヤード、パー72)で行われた。68位で出た吉澤柚月(三菱電機)は、2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの73で通算3オーバー。67位で、ホステスプロとして意気込んで臨んだ所属先の特別協賛大会で無念の予選落ちとなった。

樋口久子 三菱電機レディス第2日をプレーした吉澤柚月【写真:柳田通斉】
樋口久子 三菱電機レディス第2日をプレーした吉澤柚月【写真:柳田通斉】

樋口久子 三菱電機レディス第2日

 国内女子ゴルフツアー・樋口久子 三菱電機レディス第2日が31日、埼玉・武蔵丘GC(6690ヤード、パー72)で行われた。68位で出た吉澤柚月(三菱電機)は、2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの73で通算3オーバー。67位で、ホステスプロとして意気込んで臨んだ所属先の特別協賛大会で無念の予選落ちとなった。

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 アテストを終えた吉澤は、いつも通りに丁寧な取材対応をした。

「2日間ともショットは悪くなかったんですけど、パットを決められずでした。今日も前半から結構2メートル、3メートルのバーディーパットがあったんですけど、ことごとく入らなくて。17番、18番では入りましたが、後半も入れることができず、その後にダボが出てしまって……」

 言葉通り、前半の17番パー4、18番パー5では1.5メートルのバーディーパットを沈めた。インスタートの「裏街道」ながら、ついた大ギャラリーは大喜びで、吉澤の表情もより明るくなった。

 だが、5番パー4では右のラフから放った第2打が、グリーン左サイドへ。バンカー内に足を入れながら第3打を放ったが、その状態が感覚を狂わせた。

「ボールのある場所が薄芝で『ダフりそうだな』と思って、ウエッジを短く持って打ったら逆にトップして反対側のバンカーに入ってしまいました」

 プロ3シーズン目の今季は、8月の北海道 meiji カップでツアー初優勝を飾って以降はブレイク状態。メルセデス・ランキングも7位につけている。そのため、今大会は優勝が期待され、同じホステスプロの稲垣那奈子とともに大会ポスターにも起用されていた。その状況下、「重圧を感じていたか」との問いには、こう答えた。

「去年よりは緊張せずに行けたかなと思っていましたが、パッティングに出たなと思います。気持ちが入ってる分、ちょっと強かったりとか、自分が思っているスピードで打てなかったホールが2日間ともありました」

 その上で、「ショットは全然いいですし、感覚もいいんです。本当にパター次第っていう感じのゴルフだと思います」と話し、あらためて「悔しい気持ちの方が強いです」と言葉をかみしめた。

 そして、関係者から「こんなこともあるよ」と慰められると、堪えきれずに涙をこぼした。それでも再び顔を上げて「やります」と言い、100人以上が並んだサインの列へと向かった。人気、実力ともに急上昇の22歳。この悔しさを糧に、残り4試合で2勝目を目指す。

(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)

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