「サッカー記者」の小学生が代表レジェンドへ直球質問 “ボールを蹴らない”JFAの異色イベントにあった狙い

自由研究にも繋がる、記者体験に白羽の矢
よくあるサッカー教室ではなく、JFA主催のイベントとしては異例の職業体験。企画に携わったJFAコミュニケーション部広報グループの福士一郎太さんは「日本代表戦でフォトグラファー体験というイベントはありましたが、模擬会見型のイベントは今回初の試みなんです」といい、実施背景へ思いを巡らせる。
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これまでは天皇杯の開幕を前に、前回大会優勝チームからカップが返還される「天皇杯返還式」が開催された。福士さんは「子供たちに天皇杯の優勝カップを実際にその目で見てもらうことが必要だろう」と感じ、小学生向けのイベントを思案。夏休みの自由研究にも繋がる、記者体験に白羽の矢を立てた。
模擬会見の開始前、マイクを握った福士さんは「ブラジル代表の記者会見では、ブラジルのメディアがバンバン手を挙げます。世界基準です。なのでバンバン手を挙げてください」と呼びかけた。人前で発言を求められれば躊躇してしまいがち。だが、そんな懸念を吹き飛ばした姿に心が弾んだ。
「日本の学校では手を挙げて発言する機会が意外と少なかったりするんですよね。だから、積極的に手を挙げて答えてほしいなっていう思いもあったんです」(福士さん)
大盛況で幕を閉じたイベントを振り返り、「(イベントを)やってすごく良かったです。彼ら、彼女たちが将来ジャーナリストになったら、ブラジルのメディアに負けないぐらい、ガンガン質問してくれるんじゃないですかね」と笑った。
「ボールを蹴らないでもやれることは色々あると思います」と、今後のイベントへ意欲を滲ませた福士さん。サッカー界のさらなる発展へ、日本サッカーファミリーを巻き込んだピッチ外での取り組みは続く。
(THE ANSWER編集部)
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