大谷&ラッシングの“意思疎通ミス”をベンチ裏で覗いた同僚回顧「ただの野次馬だな」 2人には「良い成長の瞬間だった」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手とダルトン・ラッシング捕手との間に試合中に生じた“意思疎通ミス”について、7月2日(日本時間3日)に公開された番組内で同僚野手2人が裏側を語っている。

ポッドキャスト番組で証言
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手とダルトン・ラッシング捕手との間に試合中に生じた“意思疎通ミス”について、7月2日(日本時間3日)に公開された番組内で同僚野手2人が裏側を語っている。
大谷が前回登板した6月24日(同25日)の敵地ツインズ戦。2回1死満塁から投じた直球をラッシングが後逸した。続く1死二、三塁では、ボールと判定されたスイーパーに対して、大谷がABSチャレンジを要求。ラッシングは首を振って拒否したが、大谷の強い意志でチャレンジ。結果は覆って、ボール判定となった。
この試合では、バッテリー間の呼吸が噛み合わない場面が続き、マウンドへと集まった際には、険しい表情の大谷からラッシングに言葉がかけられるシーンもあった。ドジャースのチームメートのベッツとマンシーは、米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」のYouTubeチャンネルでベッツがホストを務めるポッドキャスト番組「オンベース・ウィズ・ムーキー・ベッツ」内で、このシーンに言及している。
「誰もが目撃したと思うが、あれはラッシュ(ラッシング)にとって本当に大きな瞬間だった」と、バッテリー間のやり取りについて語ったベッツ。「彼らがベンチ裏へ下がっていったとき、俺とマックスもそこへ行って様子を窺っていた。ただの野次馬だな」と、笑顔で明かした。
マンシーも「『お前たちはそこで何をしているんだ』って感じでね」と笑うと、「チームメート間であんなことが起きるのは誰も望まないが、2人にとっては良い成長の瞬間だったよね。ショウヘイが常に思い通りの球を投げられるわけではない。ラッシュにとっては、『ショウヘイがベストではないかもしれない球を投げたがることがある』ということを学ぶ瞬間のひとつだった」と、意義ある経験だったと語っている。
ベッツは、「こういった状況を多く経験することで、対処法を学んでいくものさ」というマンシーの言葉に対して「本当に素晴らしいと思ったのは、ラッシュがその後、自ら責任を認めたこと。重責が課されていることを自覚しているんだ」と、ラッシングの姿勢を称賛。「(正捕手の)スミスが戻ってくれば、さらに早く学ぶことができるはずだ」と続けた。
マンシーも「あの年齢で、あんな状況への対処法を知っていた者は自分たちの中に一人もいない」と同意。「全員が学ばなければならなかったんだ。誰でもそう。君が角から覗き込んでいるときに、俺が通路でバットを叩き折っていたことが何度あっただろうね」と、自らの体験も交えて語った。
ラッシングは試合後、「彼はいい仕事をして、僕はいい仕事ができなかった。最初から最後までね。かなり恥ずかしい」「ショウヘイとも話したけど、(サイン違いは)僕のミスだった。僕が台無しにしてしまった」と猛省していた。
「学び、成長しなければいけないけれど、実際に経験するまでそれは不可能。彼は今、まさにその過程にいるんだよ」と結んだマンシー。チームメイトにとっても興味深い一件だったようだ。
(THE ANSWER編集部)
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